Geminiのナノバナナプロで4コマ漫画を作ってもらったんです。
でも、できあがった画像を見てみたら…
- コマの順番がバラバラになっている
- 左から右に並んでしまって、縦に読めない
- 1枚ずつバラバラの画像ファイルになっている
「これ、ちゃんと順番に並べ直して、使いやすい形に整理したいな」と思いました。
でも、画像を1枚ずつ開いて、順番を確認して、並べ替えて、統合して…って、手作業でやるのは面倒ですよね。
そこで、「AIクローンに投げてみたらどうなるか?」と思って試してみたところ、全部やってくれました。
今回は、その実例をご紹介します。
元の画像:4コマ漫画2枚だけ
元々あったのは、こんな感じの4コマ漫画の画像2枚だけです。
ちなみに、この4コマ漫画はセミナーの自動化を説明するために作ったものです。
このたった2枚の画像を、AIクローンに「分割して、統合して、PDFにも変換して」とお願いしました。
そうしたら…
AIクローンが作ってくれた成果物:14個のファイル
なんと、2枚が14個のファイルになって返ってきました!
できあがったファイル(全14個):
- 4koma_panel_1.png(1コマ目)
- 4koma_panel_2.png(2コマ目)
- 4koma_panel_3.png(3コマ目)
- 4koma_panel_4.png(4コマ目)
- 4koma_panel_5.png(5コマ目)
- 4koma_panel_6.png(6コマ目)
- 4koma_panel_7.png(7コマ目)
- 4koma_panel_8.png(8コマ目)
- 4koma_combined.jpg(8枚を1列に統合)
- 4koma_combined.pdf(↑のPDF版)
- 4koma_2columns.jpg(8枚を2列に統合)
- 4koma_2columns.pdf(↑のPDF版)
- 4koma_combined_framed.jpg(枠線付き統合版)
- 4koma_combined_framed.pdf(↑のPDF版)
元の2枚から14個のファイルができあがったわけです。これ、手作業でやったら結構大変ですよね。
どんな指示を出したか
難しいことは何もしていません。こんな感じで指示を出しただけです。
実際の指示例:
「この4コマ漫画の画像を、1コマずつ8枚に分割してください。ファイル名は4koma_panel_1.png、4koma_panel_2.pngという感じでお願いします」
「今度は逆に、8枚の画像を1枚にまとめてください。2列レイアウト版も作ってください」
「それぞれPDF版も作っておいてください」
これだけです。専門的な知識は一切不要でした。
そして、指示を出してから数分で、以下のような成果物ができあがりました。
成果物を見てみましょう
① 分割した画像(1コマずつ8枚)
4コマ漫画を1コマずつバラバラにした画像です。SNS投稿やスライド資料に使えます。








② 統合した画像(1列レイアウト)
8枚を縦1列にまとめた画像です。ブログ記事などに使えます。
③ 統合した画像(2列レイアウト)
8枚を2列に並べた画像です。スペースを節約したい時に便利です。
④ 枠線付き統合画像
各コマに枠線を付けたバージョンです。見やすさ重視の時に使えます。
これだけじゃありません!
上記の画像に加えて、PDF版も6個できています。
- 4koma_combined.pdf
- 4koma_2columns.pdf
- 4koma_combined_framed.pdf
合計14個のファイルが、たった2枚の元画像から生成されました。
こんな使い方ができます
この事例を見て、「自分にはこんな使い方ができそうだな」と思っていただければ嬉しいです。
活用例:
- セミナー資料のスライドを1枚ずつ分割して、SNS投稿用に使う
- 商品画像を複数枚まとめて、カタログ用のPDFを作る
- 手書きメモをスキャンして、1ページずつ分割してファイル管理
- ブログ用の図解を作って、PDF版とJPG版の両方を用意
要は、「こうしたい」を伝えれば、AIクローンが実際に手を動かしてやってくれるということです。
ChatGPTやGeminiとの違い
ここで大事なのは、ChatGPT・GeminiとAIクローンの違いです。
- ChatGPT・Gemini: 「教えて」と言えば答えてくれる(知識を提供)
- AIクローン: 「やって」と言えば実際に作業してくれる(実行する)
実は最初、Geminiに同じ依頼をしてみたんです。
このように、「画像を分割する方法を教えてください」と聞けば、手順は教えてくれるんですが、実際に分割してくれるわけではありませんでした。
一方、AIクローンなら「画像を分割してください」と指示すれば、実際にファイルを作ってくれます。この違いは大きいです。
補足:
もちろんGeminiも優れたAIですが、今回のような「実際にファイルを作る」という作業には対応していませんでした。ChatGPTも同じです。AIクローンは、そういった「実作業」を代行してくれる点が強みです。
まとめ:AIクローンは作業を「やってくれる」存在
今回の事例を通じて、お伝えしたかったのは以下の3つです:
ポイント:
- AIクローンは「知識を教える」だけでなく、「実際に作業をする」ことができる
- 専門的な知識がなくても、やりたいことを伝えれば実行してくれる
- 画像の分割・統合・変換などの地味な作業も、数分で完了する
「こんなことできるかな?」と思ったら、まずはAIクローンに聞いてみてください。意外とできることが多いですよ。
AIクローン構築に興味がある方へ
今回ご紹介したような「実際に作業をしてくれるAIクローン」を、あなたも構築できます。
AIクローンを使えば、こんなことが可能になります:
- 画像の加工・整理を自動化
- ブログ記事の下書きを作成
- メールの返信文を生成
- データの集計・分析
- ファイルの整理・リネーム
「難しそう…」と思うかもしれませんが、実は思っているよりも簡単です。
AIクローンの構築方法を、無料ウェビナーで詳しく解説しています。
ウェビナーでは、以下の内容をお話ししています:
- AIクローンとは何か?(ChatGPTとの違い)
- AIクローンでできること・できないこと
- AIクローンの具体的な構築手順
- 実際の活用事例(画像加工、記事作成など)
- よくあるトラブルと解決法
「自分の仕事を自動化したい」「作業時間を減らしたい」と思っている方は、ぜひウェビナーをご覧ください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!










