自動ウェビナー/UTAGE

オートウェビナーで失敗する人の5つの共通点|改善策も解説

あいちゃん
あいちゃん
オートウェビナーを作ったんですけど、全然成約しないんです…。何がダメなんでしょう?
須崎
須崎
あー、それ僕も最初やらかしたんですよ。オートウェビナーって「作れば売れる」と思いがちなんですけど、実は失敗パターンがいくつかあるんです。
あいちゃん
あいちゃん
えっ、須崎さんも失敗したんですか?
須崎
須崎
めちゃくちゃ失敗しました。最初のオートウェビナーは成約率0.5%とかでしたからね。でも、失敗パターンを知って改善したら、成約率が5倍以上になったんです。
あいちゃん
あいちゃん
5倍!それはすごいですね。何を変えたんですか?
須崎
須崎
今日はその失敗パターンと改善策を全部お伝えしますね。同じ失敗をしないで済むように。

オートウェビナーを導入したのに、思ったように売れない。

「やっぱり自分には向いてないのかな…」と諦めかけている方、ちょっと待ってください。

オートウェビナーで失敗する人には、共通のパターンがあります。逆に言えば、そのパターンを避ければ成功確率は大きく上がるんです。

この記事では、僕自身の失敗経験と、100社以上の事例から見えてきた「失敗パターン」を5つ紹介します。

失敗パターン1:いきなり完璧を目指す

これ、一番多い失敗です。

「スライドを完璧にしてから…」
「台本を何度も書き直して…」
「照明と音声にこだわって…」

気持ちはわかります。でも、完璧を目指すと永遠にリリースできません

なぜダメなのか

  • 市場の反応を見ないまま時間だけが過ぎる
  • 「自分が思う完璧」と「お客さんが求めるもの」は違う
  • 改善のデータが取れない

改善策:30点でGOする

まず最低限のクオリティでリリースして、データを取りながら改善する。これが正解です。

僕の場合、最初のオートウェビナーは:

  • スライドはシンプルな文字だけ
  • 撮影はZoomの録画機能
  • 編集はほぼなし

それでも反応を見て改善を重ねた結果、成約率は上がっていきました。

注意

「30点でGO」は「手抜きでいい」という意味ではありません。「完璧を待たずに、まず市場に出す」という意味です。

失敗パターン2:ライブ感がゼロ

あいちゃん
あいちゃん
オートウェビナーって録画ですよね?ライブ感って出せるんですか?
須崎
須崎
出せます!というか、出さないと視聴維持率がガクッと下がるんです。「どうせ録画でしょ」と思われたら最後まで見てもらえません。

オートウェビナーは録画ですが、視聴者には「ライブ感」を感じてもらう必要があります。

ライブ感がないと:

  • 「後で見よう」と離脱される
  • 集中して見てもらえない
  • 緊急性を感じてもらえない

ライブ感を出す5つのテクニック

1. 開始時間を固定する

「いつでも見れる」ではなく「19時開始」のように時間を決める。これだけでライブ感が出ます。

2. カウントダウンを表示する

開始前にカウントダウンタイマーを表示。「もうすぐ始まる」という期待感を演出。

3. チャット風の演出を入れる

「〇〇さんが参加しました」のような通知を画面に出す。

4. 限定オファーに時間制限をつける

「このウェビナー終了後30分以内の申込みで特典」のように、緊急性を作る。

5. 録画っぽい言い回しを避ける

「今日は」「今から」「リアルタイムで」など、ライブを意識した言葉を使う。

失敗パターン3:価値提供が足りない

「オートウェビナー=セールス動画」と勘違いしている人がいます。

これは大きな間違いです。

売り込みばかりのウェビナーは:

  • 途中で離脱される
  • 「この人は売りたいだけ」と思われる
  • 信頼を失う

改善策:7割は価値提供に使う

90分のウェビナーなら:

  • 60分:価値提供(ノウハウ、事例、考え方)
  • 20分:商品紹介
  • 10分:Q&A

「無料でここまで教えてくれるの?」と思わせることが重要です。

あいちゃん
あいちゃん
でも、ノウハウを全部出しちゃったら、講座を買ってもらえなくないですか?
須崎
須崎
よく聞かれるんですけど、逆なんです。ノウハウを出すほど「この人から学びたい」と思ってもらえる。出し惜しみすると「大したことないな」で終わっちゃうんですよ。

失敗パターン4:フォローアップがない

オートウェビナーを見ても、その場で申し込まない人がほとんどです。

データで見ると:

  • ウェビナー中に申込む人:20〜30%
  • フォローアップで申込む人:30〜50%
  • 申込まない人:30〜40%

つまり、フォローアップをしないと半分以上の成約を逃すことになります。

効果的なフォローアップの流れ

ウェビナー終了直後

  • サンクスメール送信
  • アーカイブ動画の案内(期限付き)

翌日

  • 「昨日のウェビナーいかがでしたか?」
  • よくある質問への回答

2〜3日後

  • お客様の声・事例紹介
  • 「迷っている方へ」メッセージ

締切前日

  • 最終案内
  • 特典の再確認

締切当日

  • ラストコール
  • 「今日で終了です」

ポイント

フォローアップは「しつこい」のではなく「親切」です。本当に必要な人に情報を届けるためにやるもの。

失敗パターン5:データを見ていない

あいちゃん
あいちゃん
データって、具体的に何を見ればいいんですか?
須崎
須崎
最低限見るべき数字は3つだけです。これを見ないと改善のしようがないんですよね。

オートウェビナーは「作って終わり」ではありません。データを見て改善し続けることが必要です。

最低限見るべき3つの数字

1. 視聴維持率

何分まで見られているか。途中で離脱されているなら、その部分に問題があります。

  • 目安:60%以上なら合格
  • 改善策:離脱ポイントの内容を見直す

2. 最後まで視聴した人の割合

セールスパートまで到達しているか。ここが低いと成約は出ません。

  • 目安:40%以上なら合格
  • 改善策:前半の内容を濃くする、長さを調整する

3. 申込み率(CVR)

視聴した人のうち、何%が申込んだか。

  • 目安:3〜10%(商品単価による)
  • 改善策:オファー内容、価格、特典を見直す

改善サイクルの回し方

  1. 1週間〜2週間データを取る
  2. 問題点を特定する
  3. 1箇所だけ修正する
  4. また1週間データを取る
  5. 繰り返す

一度に複数箇所を変えると、何が効果があったのかわからなくなります。1回1改善が鉄則です。

まとめ:失敗を避けて成功確率を上げる

あいちゃん
あいちゃん
5つの失敗パターン、どれも心当たりがあります…。特に「完璧を目指す」は完全に自分ですね。
須崎
須崎
大丈夫です!失敗パターンを知っているだけで、成功確率は大きく上がります。まずは1つずつ改善していきましょう。

オートウェビナーで失敗する人の共通点をまとめます:

5つの失敗パターン

  • 1. いきなり完璧を目指す → 30点でGO、データを取りながら改善
  • 2. ライブ感がゼロ → 時間固定、カウントダウン、限定オファー
  • 3. 価値提供が足りない → 7割は価値提供、出し惜しみしない
  • 4. フォローアップがない → 5日間のメールシーケンスを組む
  • 5. データを見ていない → 視聴維持率、完走率、CVRをチェック

これらを避けるだけで、オートウェビナーの成功確率は大きく上がります。

もし今オートウェビナーがうまくいっていないなら、この5つのどれかに当てはまっていないかチェックしてみてください。

原因がわかれば、改善策も見えてきます。

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