毎朝のルーティン作業、地味に時間がかかりますよね。LINEに送った業務メモの確認、Googleカレンダーの予定チェック、やることリストの更新、前日の振り返り...。一つひとつは小さな作業でも、積み重なると30〜40分はあっという間に過ぎてしまいます。
須崎はこの問題を、AIクローンの「スキル」機能を使って解決しました。ターミナルに「おはよう」と入力するだけで、9つの朝タスクが3フェーズに分かれて並列で自動実行されます。所要時間はわずか2〜3分です。
この記事では、須崎が毎朝実際に使っている「おはよう自動化」の仕組みと、あなた自身の朝ルーティンを自動化するためのヒントをお伝えします。
この記事でわかること
・「おはよう」の一言で自動実行される9つの朝タスクの全容
・3フェーズ並列実行による高速処理の仕組み
・手作業30〜40分 → 2〜3分への時短効果
・AIクローンの「スキル」機能で朝ルーティンを自動化する方法
・あなたの業務にも応用できる自動化のヒント
「おはよう」で何が起きるのか?
まずは実際の画面をご覧ください。
AIクローンのターミナルに「おはよう」と入力すると、AIが自動的に「朝のルーティン」スキルを呼び出し、9つのタスクを3つのフェーズに分けて並列実行します。
具体的な流れはこうです。
1. ターミナルに「おはよう」と入力
2. AIクローンが「朝のルーティン」スキルを認識
3. Phase 1(データ収集)で6つのタスクを同時に実行
4. Phase 1が完了したら、Phase 2(加工)で2つのタスクを同時に実行
5. Phase 2が完了したら、Phase 3(最終更新)で2つのタスクを同時に実行
6. 全完了後、結果レポートが表示される
これだけです。あとはコーヒーでも飲みながら待っていれば、2〜3分で朝のルーティンが全て完了しています。
自動実行される9つのタスク
9つのタスクは、データの依存関係に基づいて3つのフェーズに分かれています。Phase 1のデータがないとPhase 2の加工ができない、Phase 2の結果がないとPhase 3の更新ができない、という構造です。
データ収集(6並列)
2. カレンダー予定取得
3. Obsidian無題ファイル整理
4. 予約記事の公開チェック
5. cenleaf.com記事一覧更新
6. suzakijunichi.com記事一覧更新
加工(2並列)
(URL自動解析付き)
8. 前日のライフログ作成
(日記+カレンダー+食事等)
最終更新(2並列)
(カレンダー連携)
10. 月次記録ファイル更新
(食事・運動・外食)
それぞれのタスクを詳しく見ていきましょう。
Phase 1:データ収集(6つ同時実行)
最初のフェーズでは、あちこちに散らばっている情報を一気に集めます。
1. LINEメモの確認
須崎は日中、思いついたことや気になるURLをLINEのメモとしてサーバーに送っています。朝になったら、そのメモを自動で取得します。
2. Googleカレンダーの予定取得
今日と明日の予定、そしてGoogleタスクを自動で取得。後のフェーズで「やることリスト」に反映されます。
3. Obsidian無題ファイルの整理
メモアプリ「Obsidian」に保存された「無題」「Untitled」「スクリーンショット」などのファイル名を、AIが中身を読み取って自動で適切なタイトルにリネームしてくれます。空ファイルは自動削除されます。
4. ブログ予約記事の公開チェック
cenleaf.comブログで公開予約されている記事があれば、自動で公開処理を実行します。
5. cenleaf.comブログ記事一覧の更新
Google Analytics(GA4)から最新のアクセスデータを取得し、記事一覧ページのHTMLを再生成してサーバーにアップロードします。
6. suzakijunichi.com記事一覧の更新
もう1つの個人サイトも同様に、GA4データ付きの記事一覧を更新します。
この6つがすべて同時に実行されるのがポイントです。1つずつ順番にやると6倍の時間がかかりますが、並列で動くので体感としては1タスク分の時間で済みます。
Phase 2:加工(2つ同時実行)
Phase 1で集まったデータを、使える形に加工します。
7. LINEメモをファイルに追記
Phase 1で取得したLINEメモを、Markdownファイルに整理して追記します。メモにURLが含まれていれば、AIが自動でそのURLの中身を確認し、適切なタイトルを付けてくれます。例えば、X(Twitter)のURLなら投稿内容を要約、YouTube動画なら動画タイトルを取得、といった具合です。
8. 前日のライフログを作成
Obsidianの日記データ、Googleカレンダーの予定、食事記録や運動記録をまとめて、前日の1日を振り返るライフログを自動生成します。須崎は音声入力で日記を書いているので、その内容もAIが読み取って整理してくれます。
Phase 3:最終更新(2つ同時実行)
Phase 2の結果を反映して、最終的なファイルを更新します。
9. やることリストの更新
Googleカレンダーの予定やLINEメモの内容を踏まえて、今日と明日の「やることリスト」を自動で更新。昨日の未完了タスクは今日に移動、完了タスクは完了セクションに移動されます。
10. 月次記録ファイルの更新
ライフログから食事記録・運動記録・外食記録を抽出し、月ごとの集計ファイルに自動反映します。
手作業30分がたった2〜3分に
ビフォー・アフターを比較すると、その差は歴然です。
| タスク | 手作業の場合 | 自動化後 |
|---|---|---|
| LINEメモの確認・整理 | 5分 | 自動 |
| Googleカレンダー確認 | 3分 | 自動 |
| Obsidianファイル整理 | 5分 | 自動 |
| 予約記事の公開チェック | 2分 | 自動 |
| ブログ記事一覧更新(2サイト) | 5分 | 自動 |
| 前日のライフログ作成 | 10分 | 自動 |
| やることリスト更新 | 5分 | 自動 |
| 月次記録の更新 | 5分 | 自動 |
| 合計 | 約40分 | 約2〜3分 |
月に20日稼働するとして、手作業なら月13時間以上が朝のルーティンに消えています。自動化すれば月1時間以下。差し引き年間で約150時間の節約になります。
しかも、手作業だとうっかり忘れることもありますが、AIなら毎回確実に全タスクを実行してくれます。「あ、ライフログ書き忘れた」「記事一覧の更新やってなかった」ということがなくなるのも大きなメリットです。
この仕組みはどうやって作ったのか
この「おはよう自動化」は、AIクローンの「スキル」という機能を使って実現しています。
AIクローンの「スキル」とは
スキルとは、AIクローンに「こういう指示が来たら、こういう手順で処理してね」というマニュアルを渡しておく仕組みです。
具体的には、SKILL.mdというMarkdownファイルに処理手順を書いておくだけ。すると、AIクローンはそのファイルを読み込んで、書かれた手順通りに自動で作業してくれます。
朝ルーティンのスキルファイルの構成
須崎の朝ルーティンのスキルファイルには、次のような内容が書かれています。
1. トリガーワードの定義
「おはよう」「朝のルーティン」「LINE見て」などのキーワードが入力されたら起動する、という定義。
2. 3フェーズの処理手順
Phase 1〜3それぞれで何を実行するか、具体的なコマンドやファイルパスを記載。
3. 報告フォーマット
処理完了後にどんな形式で結果を報告するか、テンプレートを定義。
プログラミングコードではなく日本語のマニュアル形式で書けるのがポイントです。AIが文脈を理解して実行してくれるので、厳密なプログラムを書く必要はありません。
並列実行の仕組み
AIクローンには「Task tool」という機能があり、複数のサブエージェントを同時に起動できます。これにより、Phase 1の6つのタスクは6つのサブエージェントが同時に処理し、すべて完了してからPhase 2に進む、という流れが実現できます。
あなたの朝ルーティンも自動化できる
須崎の例はかなりカスタマイズされていますが、考え方はどんな業務にも応用できます。
自動化しやすい朝タスクの例
情報収集系
- メールやチャットの未読を要約してもらう
- 業界ニュースの自動収集・要約
- SNSの通知やメンションのまとめ
データ更新系
- 売上データや在庫データの日次集計
- アクセス解析レポートの自動生成
- タスク管理ツールのステータス更新
整理・記録系
- 前日の作業記録・日報の自動作成
- ファイルの自動整理・リネーム
- 定型レポートの下書き作成
自動化を始める3ステップ
ステップ1:毎朝やっている作業を書き出す
まずは自分が毎朝やっている作業を全部リストアップしましょう。「当たり前すぎて意識していない作業」こそ、自動化の宝庫です。
ステップ2:1つだけ自動化してみる
全部を一気にやろうとせず、まずは1つのタスクだけスキルファイルに書いてみましょう。例えば「Googleカレンダーの予定を取得して一覧にする」くらいのシンプルなものから始めるのがおすすめです。
ステップ3:少しずつタスクを追加する
1つ目がうまくいったら、次のタスクを追加していく。須崎の朝ルーティンも最初からこの形だったわけではなく、少しずつ育てていった結果です。
まとめ
この記事では、AIクローンの「スキル」機能を使った朝ルーティンの完全自動化について紹介しました。
この記事のポイントまとめ
・「おはよう」の一言で、9つの朝タスクが3フェーズに分かれて自動実行される
・LINEメモ確認、カレンダー取得、ファイル整理、ブログ更新、ライフログ作成などを網羅
・手作業30〜40分 → 2〜3分に短縮(年間約150時間の節約)
・AIクローンの「スキル」機能で、Markdownに手順を書くだけで実現可能
・まずは1つの簡単なタスクから始めて、少しずつ育てていくのがおすすめ
AIクローンをすでに活用している方は、ぜひ自分だけの「おはよう自動化」を作ってみてください。
まだAIクローンを持っていない方は、まずは「AIクローンって何ができるの?」を知るところから始めてみるのがおすすめです。須崎が毎朝「おはよう」でやっているような自動化の仕組み、気になりませんか?
よくある質問(FAQ)
Q. AIクローンを使っていなくても朝ルーティンの自動化はできますか?
考え方自体は応用できますが、AIクローンが圧倒的に簡単です。「スキル」機能で日本語の手順書を書くだけでタスクを定義でき、並列実行で高速に処理してくれます。他のツールで同じことをやろうとすると、個別にスクリプトを書いたり複数のサービスを連携させたりと、かなりの手間がかかります。
Q. プログラミングの知識がなくても作れますか?
基本的にはプログラミング不要です。スキルファイルは日本語のマニュアル形式で書けます。ただし、外部サービス(GoogleカレンダーAPIなど)と連携する場合は、初期設定にある程度の技術知識が必要になることがあります。須崎のように「カレンダーの予定を取得する」といった連携は、一度セットアップすればあとはAIが自動で使ってくれます。
Q. 朝ルーティンの自動化にかかるコストはどれくらいですか?
AIクローンの構築費用と、月額のAPI利用料のみです。朝ルーティンのスキル実行に特別な追加料金はかかりません。須崎の場合、朝ルーティン以外にもブログ執筆やデータ分析など多用途でAIクローンを使っているので、朝ルーティンだけのためにコストが発生しているわけではありません。



