僕は2020年から2024年まで、4年間全国のホテルを転々としながら暮らしていました。その間、訪れた場所、食べた料理、出会った人々をただひたすら記録していたんです。
最初は「自分の思い出として残しておきたい」という程度の気持ちでした。でも今振り返ると、その記録がブログ記事になり、SNS投稿になり、セミナーのネタになり、講座コンテンツになっているんですよね。
記録をとる。たったそれだけで、あなたの日常が価値あるコンテンツに変わります。特別なスキルも、特別な経験も必要ありません。今日から始められます。
記録がコンテンツになる理由
「ただの日常を記録しただけで、本当にコンテンツになるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。でも、記録は確実にコンテンツ化できます。その理由は3つあります。
1. 経験は唯一無二の資産
あなたが経験したことは、世界であなただけのものです。同じ映画を見ても、同じレストランに行っても、感じたことや気づいたことは人それぞれ違います。
- あなたの視点
- あなたの感想
- あなたの気づき
これらはすべて、他の誰にも真似できないオリジナルコンテンツなんです。
2. 記録は後から編集・加工できる
記録を残しておけば、後からいくらでも編集できます。
- 映画の感想を記録 → レビュー記事に
- 読書メモを記録 → 書評ブログに
- 旅行の写真を記録 → 旅行ガイドに
- 学んだことを記録 → 教材コンテンツに
その場では「ただのメモ」だったものが、後から見返すと価値あるコンテンツの素材になっているんですよね。
3. 記録は積み重なって資産になる
1日の記録は小さくても、1ヶ月、1年と続ければ膨大な量になります。
- 365日の食事記録 → 食のデータベース
- 100冊の読書記録 → 書評ライブラリ
- 47都道府県の旅行記録 → 全国旅行ガイド
僕の場合、4年間のホテル暮らしの記録が、今では数百本のコンテンツの元ネタになっています。これ、めちゃくちゃ資産なんです。
記録できること・コンテンツ化のアイデア
日常で記録できることは無限にあります。以下は、特にコンテンツ化しやすい記録の例です。
食事・グルメ
- 外食したレストランの感想
- 自炊したメニューのレシピ
- ダイエット記録(体重・食事内容)
- 気に入った料理の写真
コンテンツ化の例:「忙しい人でも作れる簡単レシピ30選」「○○市のおすすめランチ10選」
映画・エンタメ
- 見た映画のタイトルと感想
- ドラマのレビュー
- 音楽の聴いた感想
- おすすめポイント
コンテンツ化の例:「泣けるヒューマンドラマ5選」「仕事のモチベーションが上がる映画ベスト10」
読書・学び
- 読んだ本のタイトルと要約
- 印象に残ったフレーズ
- 学んだことの実践記録
- セミナー・講座の受講メモ
コンテンツ化の例:「起業家におすすめのビジネス書10選」「読書メモから学ぶ成功法則」
旅行・お出かけ
- 訪れた場所の写真
- 旅行の計画とスケジュール
- 交通費や宿泊費の記録
- 現地でのエピソード
コンテンツ化の例:「○○観光の完全ガイド」「1泊2日の温泉旅行プラン」
日記・テキスト
- その日の出来事
- 感じたこと・考えたこと
- 気づき・学び
- 失敗談・成功談
コンテンツ化の例:「起業1年目のリアルな記録」「失敗から学んだ教訓10選」
写真・ビジュアル
- 日常のスナップ写真
- 風景写真
- 料理の写真
- イベントの写真
コンテンツ化の例:「Instagramフォトギャラリー」「季節の風景写真集」
記録を習慣化する方法
記録を続けるためには、ハードルを下げることが重要です。以下のコツを実践してみてください。
1. ツールは1つに絞る
あれこれ試すと続きません。最初は1つのツールに決めましょう。
- スマホのメモアプリ
- Notion
- Evernote
- Google Keep
- 手書きのノート
僕はNotionを使っていますが、正直どれでもいいんです。使いやすいものを選んでください。
2. 完璧を目指さない
記録は30点で十分です。
- 誤字脱字は気にしない
- 箇条書きでOK
- 写真1枚だけでもOK
- 1行メモでもOK
「丁寧にやろう」と思うと続きません。とにかく残すことを優先してください。
3. 記録するタイミングを決める
「いつか記録しよう」では絶対に続きません。タイミングを決めましょう。
- 朝起きたらすぐ
- 昼休みに
- 寝る前に
- 移動中に
僕は寝る前の5分を記録タイムにしています。その日の出来事をサッとメモするだけ。これだけで十分なんです。
4. テンプレートを作る
毎回ゼロから書くのは大変です。テンプレートを用意しておきましょう。
例:日記テンプレート
- 今日やったこと:
- 気づいたこと:
- 明日やること:
例:読書記録テンプレート
- 本のタイトル:
- 著者:
- 印象に残った言葉:
- 実践すること:
テンプレートがあれば、考える時間が減るのでサクサク記録できます。
まとめ:記録をとろう
記録をとる。たったそれだけで、あなたの日常が価値あるコンテンツに変わります。
- 食事、映画、本、旅行…すべてが記録対象
- 記録は唯一無二のオリジナルコンテンツ
- 積み重なれば大きな資産になる
- 30点でGO!完璧を目指さない
- ツールは1つ、タイミングを決める
僕も最初は「ただの思い出」として記録していただけでした。でも、4年間続けた記録が、今では数百本のコンテンツの元ネタになっています。
特別なスキルは要りません。特別な経験も要りません。ただ記録する。それだけです。
今日から、記録を始めてみませんか?







