「スライド作成に時間がかかりすぎる」「リサーチの情報整理が大変」。こういった悩みを持つ方は多いです。
今回紹介するGenspark(ジェンスパーク)は、30以上のAIモデルと150以上の自動化ツールを内蔵した「オールインワンAIワークスペース」。スライドの自動生成からリサーチの自動化まで、これ1つでカバーできます。
この記事では、Gensparkのスライド自動生成機能(AI Slides)とリサーチ機能(Sparkpage / Autopilot Agent)の使い方を解説します。
この記事でわかること
・Gensparkとは何か(開発元・特徴・なぜ注目されているのか)
・AI Slides(スライド自動生成)の使い方と活用のコツ
・Sparkpage / Autopilot Agent(リサーチ自動化)の使い方
・Gensparkの料金体系(無料プランでどこまで使えるか)
・Perplexityとの違い(どちらを使うべきか)
Gensparkとは?30以上のAIモデルを束ねるオールインワンAI
Genspark(ジェンスパーク)は、米国パロアルトに拠点を置くMainFunc社が開発したAIプラットフォームです。
創業者はMicrosoft Bingの創設メンバー。検索エンジンを知り尽くしたチームが、「検索の次」を目指して作ったAIと言えます。
Gensparkの基本情報
- 開発元:MainFunc社(米国パロアルト)
- 評価額:12.5億ドル(約1,875億円)のユニコーン企業
- 2026年1月に日本法人を設立し、国内本格展開を開始
- 30以上のAIモデル + 150以上の自動化ツールを内蔵
最大の特徴は「マルチエージェント方式」です。1つのAIが単独で回答するのではなく、複数のAIエージェントが連携して情報を収集・分析・整理してくれます。だから情報の深さと正確性が、単体のAIとはレベルが違います。
Gensparkの主要機能
Gensparkには多くの機能がありますが、ビジネスで特に役立つのは次の3つです。
| 機能 | できること | こんな場面で使える |
|---|---|---|
| AI Slides | テキスト入力でスライド自動生成 | セミナー資料、提案書、社内プレゼン |
| Sparkpage | AIが複数情報源から調査ページを自動生成 | 市場調査、競合分析、トレンドリサーチ |
| Autopilot Agent | 複雑なリサーチを非同期で自動化 | 大量データの収集・分析 |
今回はこの中でも特にニーズの高いAI Slides(スライド自動生成)とリサーチ機能を詳しく解説します。
AI Slides:テキスト入力だけでプロ品質のスライドを自動生成
AI Slidesの主な特徴
GensparkのAI Slides機能には、以下のような特徴があります。
- テキスト入力だけで構成・デザインを自動生成:「〇〇についてのプレゼン資料を作って」と入力するだけ
- 幅広い入力形式に対応:テキスト、Word、Excel、PDF、YouTube動画URLなど
- 参照リンク自動挿入:AIが信頼性の高い情報を検索し、ソース付きでスライドに反映
- 日本語の自然言語で編集可能:「3枚目のグラフを円グラフに変えて」のような指示がそのまま通る
特に注目したいのがYouTube動画URLからスライドを生成できる点です。たとえば、参考にしたいセミナー動画のURLを貼るだけで、その内容を要約したスライドが自動で作られます。
AI Slidesの使い方(3ステップ)
使い方はとてもシンプルです。
ステップ1:Gensparkにアクセスし、Googleアカウントなどでログイン(無料プランでOK)
ステップ2:ダッシュボードから「AI Slides」を選択し、テーマをテキストで入力。「SNS集客の基本戦略についてのセミナー資料」のように具体的に書くと精度が上がります。
ステップ3:生成されたスライドを確認し、必要に応じて日本語で修正指示。「5枚目をもっと具体的に」「トーンをビジネス向けに」など自然な日本語でOKです。
スライド作成時間を50〜70%短縮できる理由
従来のスライド作成では、リサーチ(1〜2時間)→ 構成(30分〜1時間)→ デザイン(1〜2時間)→ 出典記載(30分〜1時間)と、すべて手作業でした。GensparkのAI SlidesはこれらすべてをAIが同時並行で処理します。だから作成時間が50〜70%短縮できるわけです。
リサーチ機能:Sparkpage & Autopilot Agentで情報収集を自動化
Gensparkのもう1つの強力な機能が、リサーチの自動化です。主にSparkpageとAutopilot Agentの2つがあります。
Sparkpage:構造化された調査ページを自動生成
Sparkpageは、質問を入力するとAIが複数の情報源を収集・整理し、構造化された調査ページを自動生成してくれる機能です。
たとえば「2026年の日本のAI市場の動向」と入力すると、市場規模の推移、主要プレイヤーの動き、業界別の導入状況、今後の展望など、構造化された情報がまとまったページが生成されます。しかも広告なし・商業的バイアスなしの純粋な情報です。
Autopilot Agent:複雑なリサーチを非同期で自動化
Autopilot Agentは、さらに高度なリサーチを自動で行ってくれる機能です。
たとえば「競合5社の料金プランを比較してスプレッドシートにまとめて」のような複雑なタスクを依頼すると、AIが自動でWebを巡回し、情報を収集・整理してくれます。
特徴的なのは「非同期」で動く点です。依頼したらあとは放っておいてOK。完了したら通知が届きます。須崎はこの機能を「優秀なリサーチアシスタント」と呼んでいます。
AI Sheets:リサーチ結果をスプレッドシートで整理
リサーチ結果をスプレッドシート形式で整理してくれるAI Sheetsも便利です。情報を表形式で見たいとき、データを比較したいときに重宝します。
「リサーチ → 整理 → 比較」の一連の流れをすべてGenspark内で完結できるのは大きなメリットです。
Gensparkの料金体系:無料プランでもかなり使える
Gensparkの料金プランは以下の3つです。
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Free | 0円 | 毎日200クレジット付与。基本機能すべて利用可能 |
| Plus | $24.99/月(約3,750円) | クレジット増量、優先処理 |
| Pro | $249.99/月(約37,500円) | 大量利用向け、API利用可能 |
注目すべきは無料プランの充実度です。毎日200クレジットが付与され、AI Slides、Sparkpage、Autopilot Agentなどの基本機能がすべて使えます。
須崎の体感では、個人事業主やスモールビジネスの方であれば、無料プランだけでも十分に活用できるレベルです。まずは無料で試してみて、足りなくなったらPlusに上げる、という使い方がおすすめです。
Genspark vs Perplexity:どちらを使うべきか?
| 比較項目 | Genspark | Perplexity |
|---|---|---|
| アプローチ | エージェントエンジン(複数AI連携) | アンサーエンジン(即答型) |
| 回答速度 | やや遅い(約5分) | 高速(数秒) |
| 情報の深さ | 複数視点で深掘り | 単一視点で簡潔 |
| スライド生成 | あり(AI Slides) | なし |
| スプレッドシート | あり(AI Sheets) | なし |
| 得意な場面 | じっくり調べたいリサーチ | サクッと答えが欲しいとき |
須崎の使い分けはこうです。
- サクッと事実確認したいとき → Perplexity
- じっくりリサーチしたいとき → Genspark(Sparkpage)
- スライド資料を作りたいとき → Genspark(AI Slides)
- データを比較・整理したいとき → Genspark(AI Sheets)
どちらか一方ではなく、両方を目的に合わせて使い分けるのが一番効率的です。
Gensparkを活用するコツ(須崎の実体験から)
須崎が実際にGensparkを使ってきた中で、特に効果的だったコツを3つ紹介します。
コツ1:スライド生成は「具体的な指示」がカギ
「プレゼン資料を作って」だけだと漠然としたスライドになりがちです。「個人事業主向けSNS集客の基本戦略について、10枚のスライドで。データは最新の統計を引用してグラフも入れて」のように具体的に書くと、修正の手間が大幅に減ります。
コツ2:Sparkpageは「比較」「一覧」で真価を発揮
「〇〇とは?」のようなシンプルな質問ではPerplexityと大差ありません。Sparkpageが本領を発揮するのは「〇〇と△△を比較して」「〇〇の選択肢を一覧にして」のような横断的なリサーチです。
コツ3:Autopilot Agentは「寝る前に依頼」が最強
Autopilot Agentは非同期で動くので、寝る前や別の作業前に依頼しておくのがベスト。朝起きたらリサーチ結果がまとまっている。この「寝ている間にAIが働いてくれる」感覚は、一度味わうとやめられません。
よくある質問
Q. Gensparkは日本語に対応していますか?
対応しています。2026年1月に日本法人が設立され、日本語対応が大幅に強化されました。スライド生成もリサーチも、日本語で指示を出して日本語で結果を受け取ることができます。
Q. 無料プランだとどこまで使えますか?
無料プランでは毎日200クレジットが付与されます。AI Slides、Sparkpage、Autopilot Agentなどの主要機能はすべて利用可能です。個人事業主の方が日常的なリサーチやスライド作成に使う分には、無料プランで十分です。
Q. 生成したスライドはダウンロードできますか?
できます。生成したスライドはPDF形式やPowerPoint形式でダウンロード可能です。そのままセミナーや社内プレゼンで使えます。
まとめ
この記事のポイントまとめ
・Gensparkは30以上のAIモデルを内蔵した「オールインワンAIワークスペース」
・AI Slidesはテキスト入力だけでスライドを自動生成。参照リンク自動挿入で説得力も高い
・Sparkpage / Autopilot Agentでリサーチの収集・整理・比較を自動化できる
・無料プラン(毎日200クレジット)でも主要機能はすべて利用可能
・Perplexityは「速さ」、Gensparkは「深さ」。目的に合わせて使い分けるのがベスト
スライド作成やリサーチに時間を取られている方は、Gensparkを一度試してみてください。無料プランでもかなりの機能が使えるので、リスクゼロで始められます。
また、こうしたAIツールを「自分のビジネスにどう活かすか」を体系的に学びたい方は、AIクローン構築ウェビナーもご覧ください。プログラミング不要で、今日から始められます。


