セールスに苦手意識がある方、多いんじゃないでしょうか。「売り込みたくない」「押し売りと思われたくない」という気持ち、僕もすごくわかります。
でも先日、行きつけの立ち飲み屋で見た1枚の紙が、セールスに対する考え方を完全に変えてくれました。今日はその話をシェアしますね。
「押し売り」ではなく「推し売り」という発想
先日、よく行く立ち飲み屋でこんな紙が貼られていました。
「押し売り」ではなく「推し売り」
このお店、注文を聞かれる前から「これおすすめですよ」「今日はこれが美味しいですよ」と、どんどん教えてくれるんです。押しつけがましいわけじゃなく、心から「これいいよ!」と言ってくれる感じ。
この一言で、セールスの本質が見えた気がしました。
「押し売り」と「推し売り」の決定的な違い
同じ「おしうり」でも、漢字が違うだけで意味が180度変わります。
- 売上のために売る
- 相手の都合は二の次
- ノルマ達成が目的
- 売れても罪悪感が残る
- 相手のために勧める
- 本当に良いと思っている
- 相手の役に立ちたい
- 売れると嬉しい
自分が本当に「これいいな」と思っているものは、押し売りじゃなくて自然と「おすすめ」になるんですよね。心から「これ使った方がいいよ」という気持ちで伝えられる。
僕が会社員時代に感じていた「売れない理由」
実は僕、会社員時代に「押し売り」側だった時期がありました。
会社が用意した商品を売らなきゃいけない。でも心の中では「正直、他社の商品の方がいいんじゃないか…」と思っていた。そんな状態で売っても、当然売れませんでした。
もっとつらかったのは、それでも買ってくれた人に対して申し訳なく感じていたことです。「本当にこれでよかったのかな」という罪悪感が消えませんでした。
気づいたこと
自分が良いと思っていないものを売ると、売れないし、売れても後味が悪い。これではビジネスは長続きしません。
「推し売り」ができる商品を持つということ
今、僕はAIクローン構築やオートウェビナーの仕組みづくりをお伝えしています。
これ、本当に好きでやっているんですよね。だから「使った方がいいよ」「使わないと損するよ」って、心から言えるんです。これはもう「推し」なんですよ。
自分でビジネスをやっているなら、商品は自分で作れる。だったら、自分が心から「これいい!」と思えるものを売ればいい。
ポイント
「押し売り」から「推し売り」に変わるには、まず自分が心から良いと思える商品を持つことが大前提。商品に自信が持てないなら、商品自体を見直す時期かもしれません。
まとめ:あなたの商品は「推せる」商品ですか?
セールスに苦手意識がある方は、ぜひ一度立ち止まって考えてみてください。
- 今売っている商品は、本当に自分が良いと思っているか?
- 心から「これ使った方がいいよ」と言えるか?
- お客さんが買ってくれた時、心から嬉しいと思えるか?
もし答えが「NO」なら、商品自体を見直すタイミングかもしれません。
「押し売り」から「推し売り」へ。この発想の転換だけで、セールスはぐっと楽になりますよ。











