一人社長・個人事業主として働いていると、やるべきことが次から次へと押し寄せてきます。商品開発、集客、顧客対応、経理、SNS運用...。「もう1人の自分がほしい」と何度思ったことでしょうか。
でも、人を雇うのはコストもリスクも大きい。そんなとき、AIという「もう1人の自分」を活用すれば、面倒な作業から解放されて、本当に大事な仕事に集中できるようになります。
この記事では、須崎自身の経験をもとに、一人社長がAIに任せるべき5つの「面倒な仕事」を具体的にご紹介します。
この記事でわかること
・一人社長が「全部自分でやる」から脱却すべき理由
・AIに任せるべき5つの面倒な仕事と具体的なツール
・5つの自動化を「まとめて1つの仕組み」にする方法
・須崎が実践している「朝のおはようで9タスク自動実行」の実例
一人社長が「全部自分でやる」をやめるべき理由
一人社長は、とにかく忙しいです。商品やサービスを提供するだけでなく、集客も、事務作業も、全部自分。でも、その「全部自分でやる」という姿勢が、実はビジネスの成長を止めてしまっていることに気づいていますか。
売上に直結しない作業に時間を取られている現実
一度、自分の1日の作業内容を書き出してみてください。おそらく、売上に直結する仕事(商品開発・セールス・顧客対応)は全体の3割程度ではないでしょうか。
残りの7割は何かというと、SNSの投稿文を考える、ブログの記事を書く、メルマガの下書きをする、問い合わせの定型返信をする、会議の議事録をまとめる、資料を作る...。
これらは必要な作業ですが、必ずしも「あなた自身」がやる必要のない作業です。ここにAIを活用する余地があります。
AIに任せても品質が落ちない時代になった
「AIに任せたら質が落ちるのでは?」と心配される方もいるかもしれません。しかし、2026年現在のAIは、数年前とは比べものにならないレベルに進化しています。
たとえば、ChatGPTやClaudeなどの生成AIは、あなたの文体や口調を学習して、あなたらしい文章を出力することができます。議事録の要約やリサーチ作業に至っては、人間よりも速く正確にこなしてくれるケースも珍しくありません。
大切なのは、AIが出した結果を「最終チェック」するのは自分という運用にすること。ゼロから作るのと、AIが用意した8割の下書きに手を加えるのとでは、かかる時間がまるで違います。
AIに任せるべき5つの面倒な仕事
ここからは、一人社長が特にAIに任せるべき5つの業務を、それぞれ具体的なツールと活用方法とともにご紹介します。
1. SNS投稿の作成・スケジュール管理
「今日のSNS、何を投稿しよう...」と毎日悩んでいませんか。SNS運用は一人社長にとって大きな負担の1つです。
AIでできること:
・過去の投稿データから反応の良いテーマを分析
・1週間分の投稿文をまとめて下書き作成
・ハッシュタグの最適化
・投稿スケジュールの提案
おすすめツール:ChatGPTで投稿文を作成し、CanvaのAI機能で画像を自動生成。投稿予約はMeta Business SuiteやBuffer等のツールと組み合わせると、1週間分のSNS投稿を30分で完了させることも可能です。
2. メルマガ・ブログ記事の下書き
メルマガやブログは、見込み客を育てる大切な資産です。でも「書く時間がない」「ネタが思いつかない」という理由で更新が止まってしまう方が非常に多いです。
AIでできること:
・ターゲット読者に合わせた記事テーマの提案
・構成案(見出し)の自動作成
・本文の下書き作成
・SEOを意識したキーワードの提案
おすすめツール:ChatGPTやClaudeに「自分のビジネスの情報」と「読者の悩み」を伝えると、高品質な下書きが作れます。須崎の場合、記事の構成案作成から下書きまでを約15分で終わらせています。あとは自分の言葉で手直しするだけです。
3. 問い合わせ対応の定型文作成
お客様からの問い合わせ対応は丁寧にやりたい。でも、似たような質問に何度も同じ返答をするのは、正直な話、時間がもったいないです。
AIでできること:
・よくある質問のパターンを分析
・状況に合わせた返信テンプレートの作成
・丁寧かつ的確な文面の自動生成
・FAQページの作成
おすすめツール:ChatGPTに過去の問い合わせ内容を読み込ませて、返信テンプレート集を作成してもらうのが手軽です。さらに一歩進めるなら、チャットボットを導入して問い合わせ対応そのものを自動化する方法もあります。
4. 会議の議事録・要約
クライアントとの打ち合わせ、コンサル、オンラインミーティング。その後に待っているのが議事録の作成です。録画を見返しながらまとめる作業は、想像以上に時間を食います。
AIでできること:
・会議音声の自動文字起こし
・要点の自動要約
・決定事項とTODOの抽出
・議事録フォーマットへの自動整形
おすすめツール:Zoomの場合、AI Companionが自動要約してくれます。Google Meetならばtl;dv等のツールが便利です。また、文字起こしデータをChatGPTに渡して「要点と次のアクションをまとめて」と指示すれば、1時間の会議が5分で議事録になります。
5. 資料作成・リサーチ
提案資料、セミナーのスライド、市場調査レポート...。一人社長は「情報を集めて、まとめて、見やすく整える」という作業に膨大な時間を費やしています。
AIでできること:
・特定テーマに関する情報収集と要約
・プレゼン資料の構成案・原稿の作成
・競合調査やトレンド分析
・グラフや図表の元データ整理
おすすめツール:Gensparkのようなリサーチ特化AIを使えば、複数の情報源から自動でリサーチ結果をまとめてくれます。資料作成にはGammaやCanvaのAI機能を活用すると、デザイン込みのスライドが数分で完成します。
5つの自動化を「まとめて1つの仕組み」にする方法
ここまで5つの面倒な仕事をご紹介しましたが、「ツールが多すぎて、逆に大変そう」と感じた方もいるかもしれません。実はこれ、多くの一人社長がAI活用で挫折するポイントでもあります。
バラバラのツールを使い分ける問題
SNS投稿はこのツール、議事録はあのツール、リサーチはまた別のツール...。ツールが増えるたびにログイン先が増え、操作方法を覚え、料金も別々にかかる。「効率化のために始めたのに、ツール管理で時間を取られている」という本末転倒な状態になりがちです。
AIクローンなら1つの対話で全部完結する
そこで須崎がおすすめしているのが、「AIクローン」という仕組みです。
AIクローンとは、あなた専用にカスタマイズされたAIアシスタントのこと。1つのAIに対して「SNS投稿を作って」「メルマガの下書きをお願い」「この会議の要約をまとめて」と対話するだけで、複数の業務を1つのインターフェースで完結させることができます。
バラバラのツールにログインし直す必要もなく、あなたのビジネスの文脈を理解した上で作業してくれるので、毎回ゼロから説明する手間もありません。
▶ AIクローンの仕組みや作り方を知りたい方は、無料ウェビナーで詳しく解説しています
須崎の実例:朝の「おはよう」で9タスク自動実行
須崎の場合、毎朝AIクローンに「おはよう」と伝えるだけで、以下のタスクが自動的に実行されます。
・今日のGoogleカレンダーの予定を取得
・天気情報の取得
・今日のTODOリストの確認
・SNS投稿の下書き作成
・メルマガのネタ提案
・前日の売上サマリー確認
...など、合計9つのタスクです。
以前はこれらを1つずつ手動で確認していましたが、今は「おはよう」の一言で全部完了。朝のルーティンが劇的に変わりました。
これが「バラバラのツールを使い分ける」のではなく、「1つのAIに全部お願いする」という発想の力です。
よくある質問(FAQ)
Q. AIに仕事を任せると、自分らしさがなくなりませんか?
いいえ、むしろ「自分らしさ」を発揮する時間が増えます。AIが出した下書きに対して、自分の言葉で手直しすればOKです。ゼロから作る時間をカットできる分、「ここは自分のこだわりを入れたい」という部分に時間を使えるようになります。
Q. AIツールの月額料金は、どのくらいかかりますか?
無料で始められるものも多いです。ChatGPTは無料プランでも十分使えますし、Canvaも無料で利用可能です。有料プランに切り替えても、月額2,000〜3,000円程度のものがほとんどです。人を1人雇うことを考えれば、圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。
Q. AIを使いこなす自信がないのですが、大丈夫ですか?
大丈夫です。最初は「1つの作業」だけAIに任せてみてください。たとえば「来週のSNS投稿を5つ作って」とChatGPTに頼むだけでも、驚くほど時間が浮きます。小さく始めて、慣れてきたら範囲を広げていくのがおすすめです。
まとめ
一人社長として働いていると、「全部自分でやらなきゃ」というプレッシャーに押しつぶされそうになることがあります。でも、2026年の今、AIはあなたの「もう1人の自分」として十分に頼れる存在になっています。
この記事のポイントまとめ
・一人社長の作業の約7割は「自分でなくてもいい作業」に時間を取られている
・AIに任せるべき5つの仕事:SNS投稿、メルマガ・ブログ下書き、問い合わせ対応、議事録、資料作成
・AIが作った8割の下書きに手を加えるだけで、品質を保ちつつ大幅な時短が可能
・バラバラのツールではなく「AIクローン」で1つに統合すると管理も楽
・まずは1つの作業からAIに任せてみることが、業務自動化の第一歩
