メルマガやLINEへの登録後に表示されるサンクスページで、「ご登録ありがとうございます」と表示するだけで終わっていませんか?
もしくは、「とりあえずLINEにも登録してください」といった、明確な意図のない誘導をしているなら…あなたは本来得られるはずだった売上を、毎日逃し続けている可能性があります。
今回は、多くの人が見過ごしているサンクスページを、ファネルにおける「最初の、そして最も重要なセールスポイント」へと変貌させ、売上を劇的に向上させる方法をお伝えします。
なぜ「登録直後」を逃すと致命傷になるのか?
結論から言います。サンクスページは、あなたのファネルにおける「最初のセールスポイント」です。
ファネルの中で最も売上が上がりやすいポイントは、以下の2つです:
- 登録直後(最初):見込み客の熱量が最も高いタイミング
- 募集締切(最後):緊急性が高まるタイミング
特に、この「登録直後」というタイミングを逃すことは、その後のステップメールで取り返すことが難しい、致命的な問題になり得ます。
見込み客の熱量が最も高い瞬間を逃すな
なぜなら、見込み客の熱量が最も高まっているのが、まさに「登録した直後」だからです。
ここでセールスをかけなければ、その熱量は時間と共に下がり、ステップメールを読む頃には次のような状態になります:
- 「なぜ登録したんだっけ?」と忘れられる
- 他のメールに埋もれて読まれなくなる
- 興味が薄れて反応率が下がる
つまり、サンクスページでの機会損失は、後から100%は取り返せません。
実際の成功事例
私のコミュニティメンバーの中に、以前は「なんとなくLINEも取っておいた方がいいかな」という理由で、メルマガ登録直後にLINEへの登録を促していた方が複数名いました。
私はその方々に対して、LINE誘導をすぐにやめて、代わりに以下のようなオファーを出すようにアドバイスしました:
- 個別相談への案内
- フロントエンド商品の販売
- 限定特典の提供
結果、どうなったか?
- 個別相談への集客数が増え、バックエンド商品の売上が上昇した方
- フロントエンド商品の成約率が向上した方
売り方や販売している商品によって差はありましたが、売上増につながった方がほとんどでした。
これは決して特別な事例ではありません。サンクスページに「売るための仕掛け」を施すだけで、これだけのインパクトが生まれるのです。
サンクスページを”セールスマン”に変える方法
では、具体的に何をすべきか?答えはシンプルです。
サンクスページで、売上に繋がる「オファー」を行うこと。
効果的なオファーの種類
サンクスページで提供できるオファーは、以下のようなものがあります:
- 商品の直接販売:フロントエンド商品やお試し商品の販売
- 個別相談・説明会への誘導:そこでバックエンド商品を販売
- 限定特典の提供:登録者限定の特別なコンテンツやツール
とにかく重要なのは、ここでセールスポイントを作らないという選択肢は、ビジネスにおいて「あり得ない」ということです。それは大きな損失でしかありません。
限定性を打ち出して行動を促す
サンクスページの効果をさらに高めるための、強力なテクニックがあります。
それが「限定性」を打ち出すことです。
限定性の具体例
例えば、以下のようなオファーを用意します:
- 時間限定:「メルマガ登録後24時間以内限定で、この特典をプレゼントします」
- 価格限定:「今すぐ申し込めば、通常価格から〇〇円引きでご案内します」
- 数量限定:「先着10名様限定で個別相談を受け付けます」
「限定」という今すぐ購入したり申し込みすべき理由を明確に作って上げることで、行動を起こしてくれる人が明確に増えます。
小さな改善が大きな結果を生む
ファネル全体の改善を考えることももちろん重要ですが、それよりも、この登録直後のサンクスページに特典を一つ追加する、といった小さな改善の方が、圧倒的に早く、そして大きく売上を伸ばす可能性があります。
今すぐサンクスページを見直そう
ぜひ、あなたのサンクスページを今一度見返してみてください。
以下のチェックリストで確認してみましょう:
- ☑ サンクスページで何かオファーを出していますか?
- ☑ 限定性(時間・価格・数量)を打ち出していますか?
- ☑ 明確な行動を促すボタンやリンクがありますか?
- ☑ オファーの価値が見込み客に伝わっていますか?
もし上記のいずれかがNOなら、今すぐサンクスページに「オファー」を導入しましょう。
見込み客の最も高い熱量を逃すことなく、売上を最大化する「最強のセールスポイント」へと変えることができます。
最後までお読みいただきありがとうございました。







