メルマガを継続するうえで、最大のハードルは「ネタ出し」です。毎回ゼロから考えていると、どうしても手が止まってしまいます。
でも、もしYouTube動画を1本撮っていれば、話は変わります。動画の内容を文字起こしして、AIクローンに渡すだけで、5本分のメルマガが自動的に生成されるとしたら、どうでしょうか。
実際に、ファンツリー・マーケティング株式会社の砂田全士さんとのMTGで、この方法を実演しました。30分のYouTube動画から5本のメルマガを一気に作成し、しかも砂田さんの口調が完全に再現されていて「でも一つからこれだけできたんだったら全然ネタできますね」と驚かれた方法です。
この記事では、YouTube動画の文字起こしからAIクローンを使ったメルマガ自動生成まで、具体的な手順を解説します。
この記事でわかること
・YouTube動画1本からメルマガ5本が生まれる理由
・文字起こし→ネタ抽出→原稿作成の3ステップ
・口調を再現する「ルールブック」の仕組み
・受講生の活用事例(B2B案件で月30万×5件成約)
なぜYouTube動画からメルマガ作成が効率的なのか
「メルマガのネタが尽きた」と悩む人は多いですが、実はすでに大量のネタを持っていることがほとんどです。それがYouTube動画です。
すでに「話した内容」がそのままコンテンツになる
YouTube動画は、自分の考えやノウハウを「話す」という形でアウトプットしたものです。つまり、すでにコンテンツとして成立している素材が手元にあるということ。ゼロからメルマガのネタを考える必要がなくなります。
1本の動画に複数のトピックが眠っている
30分の動画であれば、通常3〜5つのトピックについて話しているはずです。それぞれを1本のメルマガに切り分ければ、1本の動画から5本のメルマガが生まれます。砂田さんも「一つからこれだけできたんだったら全然ネタできますね」と驚かれていました。
自分の言葉で話しているから「らしさ」が出る
動画で話している内容は、自分の体験や考えがベースです。そこからメルマガを作れば、借り物の言葉ではなく、自分らしい文章になります。読者にとっても「この人の文章だ」と伝わる、温度のあるメルマガが出来上がります。
実際の手順:文字起こし→ネタ抽出→原稿作成の3ステップ
YouTube動画からメルマガを自動生成する流れは、以下の3ステップです。
ステップ1:YouTube Summaryで動画を文字起こしする
まず、YouTube動画の内容をテキスト化します。おすすめは、Chrome拡張機能の「YouTube Summary」です。
この拡張機能を使えば、YouTube動画のページを開いた状態でワンクリックするだけで、動画の音声がテキストとして書き出されます。30分の動画でも数秒で文字起こしが完了します。
砂田さんとのMTGでも、まさにこの方法を使いました。砂田さんのYouTube動画をその場で文字起こしし、そのテキストをAIクローンに渡したのです。
文字起こしツールの選択肢
・YouTube Summary(Chrome拡張機能):ワンクリックで文字起こし。最もお手軽
・YouTubeの自動字幕機能:動画の字幕データをコピー
・Whisper等の音声認識AI:ローカル環境で高精度に変換
ステップ2:AIクローンに5つのメルマガネタを抽出させる
文字起こしたテキストを、AIクローンに渡します。このとき、ただ「メルマガを書いて」と指示するのではなく、「この文字起こしからメルマガネタを5つピックアップして」と具体的に依頼するのがポイントです。
AIクローンは30分の動画内容を分析し、読者にとって価値のあるトピックを5つ抽出してくれます。砂田さんのケースでは、動画内で話していた集客・営業・マーケティングのノウハウから、それぞれ独立したメルマガになるテーマが5つピックアップされました。
ステップ3:砂田さんの口調でメルマガ5本+件名を自動生成
ネタが決まったら、AIクローンが各テーマについてメルマガ本文と件名を自動生成します。
ここで重要なのが、AIクローンに事前に設定してある「ルールブック」です。砂田さんの文体や口調、メルマガの構成パターンが学習されているため、出力されるメルマガは砂田さんの「いつもの書き方」そのままになります。
砂田さんはこの方法で生成されたメルマガを確認し、ほぼ無修正で「このままでいい」と判断されました。つまり、動画1本撮るだけで、約1週間分のメルマガが確保できるということです。
口調を再現する「ルールブック」の仕組み
AIクローンの最大の強みは、単に文章を書くのではなく「その人の口調で」書いてくれる点です。その鍵を握るのが「ルールブック(プロンプト)」です。
ルールブックに含める要素
ルールブックの主な構成要素
・一人称(「私」「僕」など、その人が普段使う表現)
・文末の癖(「〜ですよね」「〜なんです」など)
・よく使うフレーズや比喩表現
・メルマガの構成パターン(導入→本題→まとめ)
・避けるべき表現や言い回し
砂田さんの場合、過去のメルマガをAIクローンに読ませて口調を学習させました。読者から見ても「いつもの砂田さんのメルマガ」と違和感がないレベルです。
ダメ出しで精度が上がっていく
ルールブックは一度作って終わりではありません。AIクローンが生成した文章に「ここはちょっと違う」とダメ出しすることで、プロンプトが改善されていきます。使えば使うほど精度が上がる仕組みです。
件名も自動生成されますが、「もっとキャッチーに」「数字を入れて」と指示すれば、次回からルールブックに反映されます。プロンプトを更新し続けることで、AIクローンはどんどん「あなた専属のライター」に近づいていくのです。
受講生の活用事例:メルマガ以外への展開
BNIセミナー80〜100名へのフォロー配信
砂田さんは、BNI(ビジネスネットワーキング)のセミナーで80〜100名の参加者にフォローメール・LINE配信を行っています。従来は一通一通手作業で書いていましたが、AIクローンを活用することでセミナー内容をベースにしたフォローメールが数分で完成するようになりました。
B2B案件で月30万×5件成約の実績
別の受講生は、AIクローンで作成したコンテンツを営業活動に活用しています。具体的には、Gensparkで提案資料を作成し、メルマガやLINEでの情報発信を継続した結果、月30万円のB2B案件を5件連続で成約しました。
コンテンツの質と量を両立できるのが、AIクローンの強みです。メルマガで信頼関係を築き、提案につなげるという王道の営業フローが、一人でも無理なく回せるようになるのです。
LINE・ブログ・SNSへの横展開も可能
メルマガと同じ文字起こしデータから、LINE配信用のメッセージやブログ記事、SNS投稿用のテキストも生成できます。「LINE用に300文字以内でまとめて」と指示すれば、プラットフォームに合った長さに調整してくれます。1本のYouTube動画が、複数のプラットフォーム向けコンテンツの「種」になるわけです。
よくある質問(FAQ)
Q. YouTube動画を持っていないのですが、この方法は使えますか?
はい、YouTube動画以外でも応用できます。たとえば、Zoom会議の録画、セミナーの音声、ポッドキャストの収録など、「自分が話した音声データ」があれば同じ手順でメルマガに変換できます。スマホのボイスメモでも十分です。大事なのは「自分の言葉で話した素材」を持っていることです。
Q. AIクローンに口調を学習させるのは難しいですか?
いいえ、ルールブック(プロンプト)を1つ作成するだけです。自分が過去に書いたメルマガやブログを5〜10本ほどAIクローンに読み込ませ、「この文体・口調で書いて」と指示すれば、高い精度で再現してくれます。最初に一度設定すれば、あとは毎回自動で適用されます。
Q. 生成されたメルマガはそのまま配信しても大丈夫ですか?
基本的にはそのまま使えるレベルですが、最終チェックは推奨します。砂田さんのように「このままでいい」と判断できるケースも多いですが、固有名詞や数字の正確性、最新の情報との整合性は、配信前にサッと確認するのがベストです。
Q. 動画の長さに制限はありますか?
特に制限はありません。ただし、30分〜1時間程度の動画が最も効率的です。5分程度の短い動画だとメルマガ1〜2本分の素材にしかなりませんし、2時間以上の長い動画だと文字起こしの量が膨大になり、ネタの抽出精度がやや下がる傾向があります。
まとめ
YouTube動画を1本撮って、文字起こしして、AIクローンに渡すだけ。たったこれだけで、自分の口調で書かれたメルマガが5本、件名付きで自動生成されるという仕組みが手に入ります。
砂田さんの事例が示すとおり、AIクローンは「自分の代わりに書いてくれるライター」として、高い精度で機能します。ルールブックを育てれば育てるほど、精度は上がっていきます。メルマガだけでなく、フォローメール、LINE配信、ブログ記事への展開も可能です。
「メルマガのネタ出しが大変」「配信が続かない」と悩んでいる方は、まずは手元のYouTube動画1本から試してみてください。
この記事のポイントまとめ
・YouTube動画1本から5本のメルマガを自動生成できる
・YouTube Summaryで文字起こし→AIクローンに渡すだけの3ステップ
・ルールブック(プロンプト)で口調・文体を完全再現
・ダメ出しでプロンプトを更新し続けることで精度が上がる
・フォローメール・LINE・ブログなど他媒体への横展開も可能
・受講生はB2B案件で月30万×5件成約の実績あり



