コラム

「やりたいことがわからない」を解消する月1回の言語化習慣

あいちゃん
あいちゃん
須崎さん、最近「やりたいことがわからない」って悩んでる人多いですよね。私もたまにモヤモヤするんですけど…
須崎
須崎
めちゃくちゃわかります。僕も昔はずっとそうでした。「何がやりたいんだろう」って頭の中でグルグル考えちゃうんですよね。
あいちゃん
あいちゃん
そうなんです!考えてもわからないし、時間だけ過ぎていく感じで…
須崎
須崎
実は、それを解消する方法があるんです。毎月1回、自分の心の中を言語化するメンテナンスをするだけで、びっくりするくらいスッキリしますよ。
あいちゃん
あいちゃん
言語化のメンテナンス?それって難しそうじゃないですか?
須崎
須崎
全然難しくないんす!やったこと、感じたこと、気づいたことをメモするだけ。それを月末にまとめるだけで、自分が本当にやりたいことが見えてくるんです。

「自分は何がやりたいんだろう」「本当にこれでいいのかな」——こんなモヤモヤを抱えていませんか?

実は僕自身、30歳で独立してからもずっとこの悩みを抱えていました。FXで200万円溶かしたり、迷走した時期もあります。でも、ある習慣を始めてから、自分の「やりたいこと」がどんどん明確になっていったんです。

それが「月1回の言語化メンテナンス」です。

この記事では、心の中を見える化して、自分のやりたいことを明確にする方法をお伝えします。

なぜ「やりたいこと」がわからなくなるのか

多くの人が「やりたいことがわからない」と感じる原因は、実はシンプルです。

日々の忙しさに追われて、自分と向き合う時間がないから。

仕事、家事、育児、人付き合い…。毎日やることに追われていると、「自分がどう感じているか」「何に心が動いたか」を振り返る余裕がなくなります。

結果として、こうなります:

  • 感情が蓄積されて、何を感じているかわからなくなる
  • 自分の価値観がぼやけてくる
  • 「やりたいこと」より「やるべきこと」ばかりに意識が向く
  • いつの間にか他人軸で生きている

これは誰にでも起こること。だから定期的に「自分と対話する時間」を意識的に作る必要があるんです。

あいちゃん
あいちゃん
確かに、忙しいと「自分はどう感じてるか」なんて考える余裕ないですよね…
須崎
須崎
そうなんです。だから意識的に時間を作らないと、気づいたら自分が何をしたいかわからなくなっちゃう。でも月1回、30分でもやるだけで全然違いますよ。

月1回の言語化メンテナンスとは

言語化メンテナンスとは、月末や月初に、自分の心の中を言葉にして整理する習慣のことです。

具体的にやることは3つだけ:

言語化メンテナンスの3ステップ

1. やってみたこと・体験したことを書き出す

2. それに対してどう感じたかを書く

3. 気づきや発見をまとめる

これを毎月続けるだけで、自分の「好き」「嫌い」「ワクワク」「モヤモヤ」が見えてきます。

ポイント:感情を言葉にすることの重要性

「楽しかった」「つまらなかった」だけじゃなく、なぜそう感じたのかを深掘りするのがコツです。

例えば:

  • 「新しいツールを試して楽しかった」→「新しいことを学ぶのが好きなんだ」
  • 「打ち合わせが長くてイライラした」→「時間を無駄にするのが嫌いなんだ」
  • 「一人で作業してると集中できた」→「一人の時間が必要なんだ」

このように感情の裏にある「自分の価値観」を言語化していくと、やりたいことの輪郭がハッキリしてきます。

あいちゃん
あいちゃん
感情の裏にある価値観…。そこまで深掘りしたことなかったです。
須崎
須崎
これがめちゃくちゃ大事なんです!表面的な感情じゃなくて、「なぜそう感じたか」を掘っていくと、自分のことがどんどんわかるようになりますよ。

具体的なやり方:30分でできる振り返りテンプレート

実際に僕がやっている方法を紹介します。月末の30分で完了できます。

STEP1:今月やったことを書き出す(10分)

まず、今月やったことを思いつくまま書き出します。大きなことから小さなことまで何でもOK。

  • 仕事で取り組んだこと
  • プライベートで体験したこと
  • 新しく始めたこと
  • 会った人、行った場所
  • 読んだ本、見た映画

カレンダーや写真を見返すと思い出しやすいです。

STEP2:感じたことを書く(10分)

書き出した項目に対して、どう感じたかを書きます。

  • 楽しかった / つまらなかった
  • ワクワクした / モヤモヤした
  • もっとやりたい / もうやりたくない
  • エネルギーが湧いた / 消耗した

ここでポイントは正直に書くこと。人に見せるものじゃないので、本音で書いてOKです。

STEP3:気づきをまとめる(10分)

最後に、振り返りから見えてきた気づきをまとめます。

  • 自分は何に心が動くのか
  • どんな時にエネルギーが湧くのか
  • 逆に避けたいことは何か
  • 来月やってみたいこと

これを3ヶ月、半年、1年と続けると、自分の「やりたいこと」のパターンが見えてきます。

あいちゃん
あいちゃん
30分でできるなら、私でもできそう!でも続けるのが大変そう…
須崎
須崎
最初は「30点でGO!」でいいんです。完璧にやろうとしないで、とりあえず月末に10分だけでもやってみる。それだけで全然違いますから。

言語化メンテナンスを続けるコツ

習慣化するためのコツを3つ紹介します。

1. 日付を決めて固定する

「毎月最終日曜日」「毎月1日」など、日付を決めておくと忘れにくくなります。カレンダーに入れておくのがおすすめ。

2. ツールはシンプルに

ノートでもスマホのメモでもNotionでも何でもOK。大事なのはツールじゃなくて「続けること」。自分が使いやすいツールを選びましょう。

3. 完璧を目指さない

「今月は忙しくてあまり振り返れなかった」でも全然OK。やらないよりやった方がいい。30点でGO!の精神で続けることが大事です。

注意:最初から完璧にやろうとすると挫折します。まずは「やること」を最優先にして、クオリティは後から上げていきましょう。

言語化メンテナンスで得られる3つのメリット

この習慣を続けると、こんな変化が起きます。

メリット1:自分の価値観が明確になる

「自分は何を大切にしているのか」がハッキリわかるようになります。すると、迷った時の判断軸ができて、決断が早くなります。

メリット2:やりたいこと・やりたくないことが見えてくる

続けていくと、「これは好き」「これは嫌い」のパターンが見えてきます。好きなことに時間を使い、嫌いなことは減らしていける。

メリット3:行動の質が上がる

自分のことがわかると、「これはやる」「これはやらない」の判断が明確になります。結果として、時間の使い方が変わり、充実感が増します。

あいちゃん
あいちゃん
なるほど…!続けることで自分のパターンが見えてくるんですね。
須崎
須崎
そうなんです!1回やっただけじゃわからないことも、3ヶ月続けると「あ、自分ってこういう時に楽しいんだ」って気づくんですよね。その気づきがめちゃくちゃ財産になります。

まとめ:今月から始める「心の定期メンテナンス」

「やりたいことがわからない」という悩みは、自分と向き合う時間がないから起きます。

解決策はシンプル。月1回、30分だけ自分の心と対話する時間を作ること。

今日からできる3つのアクション

1. カレンダーに「振り返りの日」を入れる

2. 今月やったことを5つ書き出す

3. それぞれ「どう感じたか」を一言書く

最初は30点でOK。完璧にやろうとしないで、まずやってみる。それを続けていくと、必ず自分のやりたいことが見えてきます。

心の中を言語化するメンテナンス、今月から始めてみませんか?

セミナー情報
一度やったセミナーは自動化しましょう!