「自分は何がやりたいんだろう」「本当にこれでいいのかな」——こんなモヤモヤを抱えていませんか?
実は僕自身、30歳で独立してからもずっとこの悩みを抱えていました。FXで200万円溶かしたり、迷走した時期もあります。でも、ある習慣を始めてから、自分の「やりたいこと」がどんどん明確になっていったんです。
それが「月1回の言語化メンテナンス」です。
この記事では、心の中を見える化して、自分のやりたいことを明確にする方法をお伝えします。
なぜ「やりたいこと」がわからなくなるのか
多くの人が「やりたいことがわからない」と感じる原因は、実はシンプルです。
日々の忙しさに追われて、自分と向き合う時間がないから。
仕事、家事、育児、人付き合い…。毎日やることに追われていると、「自分がどう感じているか」「何に心が動いたか」を振り返る余裕がなくなります。
結果として、こうなります:
- 感情が蓄積されて、何を感じているかわからなくなる
- 自分の価値観がぼやけてくる
- 「やりたいこと」より「やるべきこと」ばかりに意識が向く
- いつの間にか他人軸で生きている
これは誰にでも起こること。だから定期的に「自分と対話する時間」を意識的に作る必要があるんです。
月1回の言語化メンテナンスとは
言語化メンテナンスとは、月末や月初に、自分の心の中を言葉にして整理する習慣のことです。
具体的にやることは3つだけ:
言語化メンテナンスの3ステップ
1. やってみたこと・体験したことを書き出す
2. それに対してどう感じたかを書く
3. 気づきや発見をまとめる
これを毎月続けるだけで、自分の「好き」「嫌い」「ワクワク」「モヤモヤ」が見えてきます。
ポイント:感情を言葉にすることの重要性
「楽しかった」「つまらなかった」だけじゃなく、なぜそう感じたのかを深掘りするのがコツです。
例えば:
- 「新しいツールを試して楽しかった」→「新しいことを学ぶのが好きなんだ」
- 「打ち合わせが長くてイライラした」→「時間を無駄にするのが嫌いなんだ」
- 「一人で作業してると集中できた」→「一人の時間が必要なんだ」
このように感情の裏にある「自分の価値観」を言語化していくと、やりたいことの輪郭がハッキリしてきます。
具体的なやり方:30分でできる振り返りテンプレート
実際に僕がやっている方法を紹介します。月末の30分で完了できます。
STEP1:今月やったことを書き出す(10分)
まず、今月やったことを思いつくまま書き出します。大きなことから小さなことまで何でもOK。
- 仕事で取り組んだこと
- プライベートで体験したこと
- 新しく始めたこと
- 会った人、行った場所
- 読んだ本、見た映画
カレンダーや写真を見返すと思い出しやすいです。
STEP2:感じたことを書く(10分)
書き出した項目に対して、どう感じたかを書きます。
- 楽しかった / つまらなかった
- ワクワクした / モヤモヤした
- もっとやりたい / もうやりたくない
- エネルギーが湧いた / 消耗した
ここでポイントは正直に書くこと。人に見せるものじゃないので、本音で書いてOKです。
STEP3:気づきをまとめる(10分)
最後に、振り返りから見えてきた気づきをまとめます。
- 自分は何に心が動くのか
- どんな時にエネルギーが湧くのか
- 逆に避けたいことは何か
- 来月やってみたいこと
これを3ヶ月、半年、1年と続けると、自分の「やりたいこと」のパターンが見えてきます。
言語化メンテナンスを続けるコツ
習慣化するためのコツを3つ紹介します。
1. 日付を決めて固定する
「毎月最終日曜日」「毎月1日」など、日付を決めておくと忘れにくくなります。カレンダーに入れておくのがおすすめ。
2. ツールはシンプルに
ノートでもスマホのメモでもNotionでも何でもOK。大事なのはツールじゃなくて「続けること」。自分が使いやすいツールを選びましょう。
3. 完璧を目指さない
「今月は忙しくてあまり振り返れなかった」でも全然OK。やらないよりやった方がいい。30点でGO!の精神で続けることが大事です。
注意:最初から完璧にやろうとすると挫折します。まずは「やること」を最優先にして、クオリティは後から上げていきましょう。
言語化メンテナンスで得られる3つのメリット
この習慣を続けると、こんな変化が起きます。
メリット1:自分の価値観が明確になる
「自分は何を大切にしているのか」がハッキリわかるようになります。すると、迷った時の判断軸ができて、決断が早くなります。
メリット2:やりたいこと・やりたくないことが見えてくる
続けていくと、「これは好き」「これは嫌い」のパターンが見えてきます。好きなことに時間を使い、嫌いなことは減らしていける。
メリット3:行動の質が上がる
自分のことがわかると、「これはやる」「これはやらない」の判断が明確になります。結果として、時間の使い方が変わり、充実感が増します。
まとめ:今月から始める「心の定期メンテナンス」
「やりたいことがわからない」という悩みは、自分と向き合う時間がないから起きます。
解決策はシンプル。月1回、30分だけ自分の心と対話する時間を作ること。
今日からできる3つのアクション
1. カレンダーに「振り返りの日」を入れる
2. 今月やったことを5つ書き出す
3. それぞれ「どう感じたか」を一言書く
最初は30点でOK。完璧にやろうとしないで、まずやってみる。それを続けていくと、必ず自分のやりたいことが見えてきます。
心の中を言語化するメンテナンス、今月から始めてみませんか?











