「毎回同じ話をするのが大変」「日程が合わずに参加できない人がいる」。こうした悩みは、セミナーを続けている講師・コーチ・コンサルタントに多いものです。
その解決策の一つが自動ウェビナー(エバーグリーンウェビナー)です。録画したセミナー動画を仕組みにすることで、見込み客は都合のよい時間に視聴でき、視聴後のフォローも自動で届けられます。
私自身も、1年ほど前から自分の自動ウェビナーをUTAGEで回しています。テーマはAIクローン構築で、登録の受付から視聴、視聴後のご案内までを仕組みに任せている形です。
この記事では、自動ウェビナーの基本から、ライブとの違い、仕組み、UTAGEでの作り方、つまずきやすいポイントまでを1本にまとめました。
この記事でわかること
・自動ウェビナー(エバーグリーンウェビナー)とは何か
・ライブセミナーとの違いと、講師の悩みがどう変わるか
・LP → 登録 → 視聴 → フォロー → 申し込みの全体像
・UTAGEでの作り方と、公開前に確認しておきたい設定
・成果が出ないときに見直す6つのポイント
自動ウェビナーとは?基本を理解しよう
自動ウェビナーとは、事前に録画したセミナー動画を使って、集客・教育・セールスを自動化する仕組みのことです。海外では「Evergreen Webinar(エバーグリーンウェビナー)」とも呼ばれています。
「エバーグリーン」は「常緑樹」という意味です。季節に関係なく、いつでも同じ状態で見込み客に届けられることを表しています。
ライブセミナーでは、開催日時を決めて集客し、当日その時間に話す必要があります。自動ウェビナーは、一度収録した動画を見込み客の都合に合わせて繰り返し配信する形です。
自動ウェビナーの3つの特徴
1. 録画動画をベースにした自動再生
ライブで話す内容を一度録画すれば、その動画を何度でも、同じ内容・同じ品質で配信できます。
2. 登録直後に視聴を始められる
見込み客がLPから登録すると、視聴ページへの案内が自動で届きます。次の開催日まで待ってもらう必要はありません。
3. 視聴後のフォローも自動化できる
視聴後のステップメール、個別相談の案内、期限付きのご案内まで、一連の流れを自動で送れます。
「録画を流すだけ」では仕組みにならない
自動ウェビナーは、動画を置く機能の名前ではありません。「録画 → 配信 → フォロー → 成約」までをひと続きにした仕組みのことです。
録画した動画を公開しただけでは、見た人が次にどう動けばいいか分からず、そのまま離れていきます。登録直後の案内、視聴後のフォロー、申し込みや決済までをつないで、はじめて仕組みとして動くんです。
ライブセミナーと自動ウェビナーの違い【比較表】
ライブセミナーと自動ウェビナーの特徴を表にまとめました。どちらが優れているかではなく、自分のビジネスに合うのはどちらかを考える材料にしてください。
| 比較項目 | ライブセミナー | 自動ウェビナー |
|---|---|---|
| 開催頻度 | 都度開催(月1〜4回程度) | 見込み客の都合に合わせて自動で配信 |
| 自分の拘束時間 | 準備+本番が毎回かかる | 収録と、定期的な点検・更新 |
| 集客の柔軟性 | 開催日に合わせた集客が必要 | いつでも登録できる |
| 品質の安定性 | 体調やその日の調子に左右される | 毎回同じ内容で届けられる |
| 双方向性 | 質疑応答・チャット対応ができる | 一方向(想定Q&Aやフォロー配信で補う) |
| 向いている場面 | 新商品の発表、その場での質疑応答が必要な場面 | 基礎の説明、信頼づくり、見込み客へ継続して案内する場面 |
| 改善のしやすさ | 毎回その場で微調整できる | 視聴データを見て直しやすい |
ポイントは、ライブと自動ウェビナーは「どちらか一方」ではないことです。まずライブや少人数で話してみて、質問が多かった所・反応が薄かった所を把握してから録画すると、直しやすい動画になります。
何回ライブをやれば十分、という決まった回数はありません。内容が固まり、登録から申し込みまでの数字を計れる状態になったかどうかで判断します(判断の目安は後半の「見直すポイント」で紹介します)。
表の「定期的な点検・更新」は、たとえば月1回は成約率と離脱率の確認、3か月に1回はフォローメールの文面の見直し、半年に1回は動画の更新の検討という周期で回します。内容が古くなった動画は信頼を下げるので、撮り直しの検討は年1〜2回が目安です。
講師がよくぶつかる悩みと、自動ウェビナーにすると変わること
以前、セミナー講師の悩みを「あるある」として4コマ漫画にまとめました。そのうち自動ウェビナーで変わるものと、変わらないものを分けると次のようになります。
| よくある悩み | 自動ウェビナーにすると |
|---|---|
| 日程が理由で断られる | 見込み客が都合のよい時間に見られるので、日程調整がいらなくなる |
| 当日ドタキャンされる | 会場や時間を押さえていないので、キャンセルによる損失が小さくなる |
| 毎回同じ説明をくり返している | 説明は録画に任せ、自分の時間は質疑や個別の対応に回せる |
| 日によって話の出来が違う | いちばん良い状態で撮った動画を毎回届けられる |
| アンケートでは「よかったです」しか分からない | どこまで見られたか、どこで離脱したかを数字で確認できる |
| 人が集まらない | これは変わらない。登録ページへ人を連れてくる導線(SNS・ブログ・広告・メルマガ)は別に必要 |
毎週決まった曜日・時間にZoomで話す形だと、その時間は必ず空けておく必要があり、売上を伸ばすには回数を増やすしかなくなります。自動ウェビナーは、この「話した回数=売上」の形を変える方法です。
悩みあるあると自動化の考え方は、動画でも解説しています。
自動ウェビナーの5つのメリット
自動ウェビナーを導入して得られるメリットを、5つに絞って説明します。
メリット1:時間に縛られずにセミナーを届けられる
いちばん大きいのは、開催の時間に縛られないことです。夜間や移動中など自分が対応できない時間でも、見込み客がLPから登録すれば視聴を始められます。
メリット2:一度作れば何度でも使える
ライブでは毎回同じ話をくり返しますが、自動ウェビナーなら一度録画すれば済みます。内容を更新したくなったら、その部分だけ撮り直せば全体を作り直す必要はありません。
メリット3:集客からセールスまでの流れがつながる
自動ウェビナーは単体ではなく、集客から申し込みまでの流れの真ん中で働きます。SNSや広告からLPへ → 登録 → 視聴 → フォロー配信 → 個別相談や購入へ。この一連の流れを自動で回せます。
メリット4:データを見て改善できる
ライブでは「なんとなく反応が良かった」「途中で抜けた人が多かった気がする」と感覚で判断しがちです。自動ウェビナーなら、視聴の続き具合・離脱した場所・ボタンのクリック・申し込みを数字で確認できます。
メリット5:売上が「話した時間」に比例しなくなる
講師業やコンサルタントの売上は、自分が話した時間に比例しがちです。仕組みが回り始めれば、説明は動画に任せて、クライアントワークやコンテンツ制作など本来の仕事に時間を使えるようになります。
自動ウェビナーの仕組み【5ステップで解説】
自動ウェビナーがどう動くのか、全体の流れを5つのステップで説明します。
ステップ1:LP(登録ページ)に人を集める
まず必要なのは、ウェビナーの登録ページ(LP)です。LPには「このウェビナーで何が分かるか」をはっきり書き、メールアドレスやLINEの登録をお願いします。
集客の経路はいくつかありますが、SNSの投稿もブログも広告も、すべて1つのLPに集めるように設計すると、どこから来た人が登録したかを比べやすくなります。
| 集客の経路 | 特徴 |
|---|---|
| SNS(Instagram・Threads・Facebookなど) | 無料で始められる。投稿からLPへ案内する |
| ブログ・検索 | 時間はかかるが、検索から長く人が来る |
| Web広告 | すぐに登録を集めやすい。費用がかかる |
| LINE公式・メルマガ | すでにつながっている人へ案内できる |
ステップ2:登録直後に視聴ページへ案内する
見込み客が登録したら、すぐに視聴ページへ案内します。方法は、登録後の画面でそのまま案内するか、メールやLINEで視聴リンクを送るかの2つです。
登録した直後なら、何を見るつもりだったかを覚えています。時間が空くと視聴されにくくなるので、案内はできるだけ早く届けるのが基本です。
ステップ3:ウェビナー動画を配信する
動画の長さは、目的によって変わります。最初の一歩を案内するなら短め、じっくり教えたり商品を案内したりするなら長め。録画版は質疑応答の時間がないぶん、ライブと同じ尺にせず本編を詰めて作る考え方もあります。
私のウェビナーも、長くだらだら話すより要点をはっきり伝える形にしたところ、今の長さに落ち着きました。先に長さを決めるのではなく、伝えることを絞った結果が長さになる、という順番です。
ウェビナー動画の構成の一例
1. 自己紹介・このウェビナーで分かること
最初に「見終わったら何ができるようになるか」を約束する。
2. 問題提起
視聴者が抱えている悩みや課題を言葉にする。
3. 解決策の提示(いちばん長いパート)
具体的な考え方や方法を無料で伝える。
4. 商品・サービスの紹介
「ここからは案内です」と切り替えを宣言してから伝える。
5. 想定Q&Aと次の一歩
時間・お金・自分にできるか、の不安に先回りして答え、次にやることを1つに絞って案内する。
30分で組む場合の具体的な構成は、初心者でも迷わない!30分ウェビナーの構成テンプレートで7つのパートに分けて解説しています。
録画なので、言い直しも撮り直しもできます。顔を出さずにスライドと音声だけで作る形や、台本を見ながら話す形でも作れるのが、録画の良さです。対面で売り込むのが苦手な方ほど、録画のほうが落ち着いて伝えられることがあります。
ステップ4:ステップメール/LINEで自動フォローする
ウェビナーを見ても、その場で申し込む人はそれほど多くありません。「もう少し考えたい」と思ったまま忘れてしまう人に向けて、視聴後のフォローを自動で届けます。
フォロー配信の組み立て例
・登録直後:視聴URLと、視聴できる期限の案内
・翌日:内容の補足、よくある質問への回答
・2〜3日後:お客様の声や事例、迷っている方への案内
・締切の前日〜当日:最後のご案内
通数とタイミングは、商品や公開期限に合わせて調整します。売り込みの連続にならないよう、中身は内容の補足や質問への回答を多めに。
配信が届かなければ、仕組みは止まる
フォローを自動化しても、メールが迷惑メールフォルダに入ったり、LINE公式アカウントが停止されたりすると、案内そのものが届きません。自動ウェビナーを組むときは、配信の土台も一緒に整えます。
メールで確認しておくこと
・独自ドメインで送り、DKIM・DMARCの認証を設定する(Gmailは2024年2月から送信者への要件を厳しくしています)
・配信解除のリンクを必ず入れる。解除できないと迷惑メール報告が増え、全体の届きやすさが下がる
・送信者名は名前だけにする(件名や絵文字を入れない)
・他のツールから読者を移すときは、一度に全件へ送らず、少ない件数から段階的に増やす
・長く開封していない読者は、定期的に配信対象から外す
・登録したことを覚えている人にだけ送る(別の企画で集めた名簿を合算しない)
UTAGEを使う場合、DKIM・DMARCの設定手順はUTAGE公式マニュアルにまとまっています。(参考:DKIM/DMARC認証設定|UTAGE公式マニュアル)
LINEで確認しておくこと
・LINEだけに頼らず、メールアドレスや電話番号も受け取っておく
・強い表現や販売の案内はLP側に置き、LINEのメッセージは案内役にとどめる
・全員への一斉送信ではなく、関心のある人に絞って送る
UTAGEなら、メールとLINEを1つの流れの中で組み合わせて送れます。
ステップ5:個別相談・商品購入へ案内する
最後に、個別相談の申し込みや商品の購入ページへ案内します。申し込みフォームや決済ページも自動化できるので、ここまで手を動かす必要はありません。
個別相談型の場合、自分が対応するのは申し込みがあった段階からです。そのぶん、関心の高い見込み客に時間を使えるようになります。
UTAGEを使った自動ウェビナーの作り方
ここでは、自動ウェビナーを作るツールとしてUTAGEを例に説明します。私自身が使っているのもUTAGEです。
なぜUTAGEを使うのか
自動ウェビナーには、LP作成、メール配信、動画の配信、決済など、いくつもの機能が必要です。これらを別々のツールで契約してつなぐと、費用も手間もかかり、うまく動かないときの原因探しも大変になります。
UTAGEは、これらの機能を1つの管理画面にまとめて持っています。
・LP(登録ページ)作成
・メール配信(ステップメール・一斉配信)
・LINE配信
・ウェビナー動画の埋め込み・自動配信
・会員サイト作成
・決済ページ・注文フォーム
・ラベル(タグ)による読者の管理と、条件を絞った配信
UTAGEでの構築ステップ
1. ウェビナー動画を収録する
Zoomや画面録画ツールでセミナーを収録します。最初から完璧を目指さず、まず撮ってみるところから。
2. UTAGEでLPを作る
UTAGEのLP作成機能を使い、テンプレートの文字と画像を差し替えて、ウェビナーの登録ページを作ります。
3. ステップメール(またはLINEのステップ配信)を設定する
登録後に自動で届くメールやLINEの流れを作ります。中身は、視聴の案内、フォロー、ご案内の順番です。
4. ウェビナーの視聴ページを作る
録画した動画を埋め込み、下に申し込みボタンや案内を置いた視聴ページを作ります。動画の開始から決まった時間が経ったあとにボタンを表示する設定も、UTAGEに用意されている機能の一つです。
5. 決済ページ・申し込みフォームをつなぐ
商品やサービスの決済ページをUTAGE内で作り、視聴ページのボタンとつなぎます。決済が終わった人には、会員サイトの閲覧権限を自動で付けることも可能です。
公開前に確認しておきたい設定
表示期限
視聴ページの公開期限は、指定した日時や、登録・視聴した日時からの経過時間などを基準に設定できます。よく見る「72時間」は運用の一例で、UTAGEの決まった仕様ではありません。案内文に書いた期限と、実際の表示の設定が一致しているかを必ず確認します。(参考:表示期限|UTAGE公式マニュアル)
テスト決済
公開前に、テストモードとStripeのテストカードで、決済から購入後のメール・会員サイトの権限まで一通り確認します。確認が終わったら、本番モードへ戻すところまでがセットです。(参考:テスト決済|UTAGE公式マニュアル)
独自ドメイン
独自ドメインを使う場合、設定の反映に数時間から最大72時間かかることがあると公式マニュアルで案内されています。本番の案内を始める前に、余裕をもって設定しておくと安心です。(参考:ドメイン設定|UTAGE公式マニュアル)
流入の計測
どの経路から来た人が登録したかは、UTAGEの登録経路の機能で確認できます。経路ごとに登録数・登録率・売上を分けて見られるので、SNS・ブログ・広告のどれが効いているかの比較も簡単です。(参考:流入経路の分析|UTAGE公式マニュアル)
自動ウェビナー機能そのものの設定手順は、UTAGE公式マニュアルの自動ウェビナーのページにまとまっています。
AIに話しかけてUTAGEの設定を進める方法もある
UTAGEは公式にAPIとMCP(AIと外部サービスをつなぐ仕組み)に対応していて、Claudeに指示してファネルやページのたたき台を作ることができます。細かい調整や見た目の仕上げは管理画面で、という使い分け。接続の手順と、できること・できないことはUTAGE API・MCP完全ガイドにまとめました。
私が実際に頼んでいるのは、次のような作業です。
・LP(登録ページ)の制作
・ファネルの作成
・ステップメールの設定
・LINEのステップ配信の設定
・読者へのラベル(タグ)付け
どれも、面倒で後回しにしていた作業でした。声をかければ手が動くので、後回しが減りました。
ただ、任せきりにはしません。出来上がったものは管理画面で開いて、文面・リンク先・配信の条件が意図どおりかを自分で確かめてから公開します。作るところをAIに、確かめるところを自分に、という分け方です。
UTAGEのような仕組みをAIと一緒に自作した話は、UTAGEみたいなツール、非エンジニアがAIと1週間で自作した話に書きました。LINE公式アカウントだけで自動ウェビナーを組みたい場合は、LINE Harnessの記事も参考になります。
UTAGEの機能・料金・無料期間は、申込みページで最新の表示を確認できます。こちらのリンクから申し込んだ場合は、須崎特典つきです。
PR・アフィリエイトリンクです。無料期間、料金、特典の有無・適用条件はリンク先の最新表示をご確認ください。
成果が出ないときに見直す6つのポイント
自動ウェビナーを作っても、動画を流すだけでは成果は出ません。うまくいかないときに見直す所を6つにまとめました。
1. いきなり完璧を目指していないか
スライド、台本、照明、音声…と作り込み始めると、いつまでも公開できません。完璧を待っている間は、見込み客の反応も、直すためのデータも手に入らないままです。
まずはシンプルなLPと少ない通数のフォローメールだけで公開し、数字を見ながら足していくほうが早く形になります。「30点でGO」の考え方です。手を抜くのではなく、完璧を待たずに一度出す、ということ。
2. ライブで反応を確かめた内容か
ライブで話しても申し込みが出ないセミナーを録画しても、自動化しただけで申し込みが出るようにはなりません。自動化を始める前に、次の点を確認します。
自動化を始める前の確認
・ライブまたは少人数で内容を試している
・登録 → 視聴 → 申し込みの各数字を計れる状態になっている
・よくある質問と、途中で離れる理由を整理している
・ウェビナーで伝えたいことと、最後の案内が固まっている
・直す前と後を比べるための期間と人数を決めている
3. 価値提供と案内の切り替えが分かるか
ウェビナーの途中から売り込みが続くと、視聴者は離れていきます。目安は、全体の7割ほどを無料で役立つ内容に使い、残りで商品やサービスを案内する配分です。
反対に、教えるばかりで案内をしないと、次の一歩が伝わりません。学びの部分から案内に移るところで「ここからはご案内です」と切り替えをはっきり宣言し、時間・お金・自分にできるか、の3つの不安には想定Q&Aで先回りして答えておきます。
4. 期限と特典は、実際の運用と一致しているか
公開期限や特典の期限を設ける場合は、理由と日時をはっきり書き、実際の表示の設定と案内の内容を一致させます。期限が過ぎても見られる状態や、実際と違うカウントダウンの表示は、信頼を失う原因です。
締切は、本当に運用できるものだけ。UTAGEの表示期限を使えば、登録日から決まった日数だけ案内を表示する、といった設定もできます。
5. LPと動画の約束がずれていないか
LPと動画の確認
・LPの見出しと動画のタイトルが合っている
・LPで約束した内容が動画に入っている
・LPに書いた所要時間と、実際の動画の長さが合っている
・特典の内容を動画の中でも伝えている
・見終わった後に何をすればいいかが分かる
6. 数字を見て、1か所ずつ直しているか
自動ウェビナーのいちばんの強みは、数字が取れることです。最初は次の5つを、段階ごとに分けて記録します。
・LPを見た人のうち、登録した割合
・登録した人のうち、視聴を始めた割合
・どこまで見られたか(どこで離れたか)
・申し込みボタンを押した割合
・申し込みから成約した割合
直すときは、1回に1か所だけ変えます。一度に複数変えると、何が効いたのか分からなくなるからです。変える前と後で期間・流入元・人数をそろえ、割合だけでなく人数も残しておきます。
活用例:自動ウェビナーが向いている使い方
同じ説明会・体験会を何度も開いている講師・コーチ
毎週同じ内容の説明会を開いているなら、その説明を録画1本に置き換えられます。基礎の説明や信頼づくりは自動ウェビナーに任せ、ライブは新しい企画の発表や、その場で質問に答えたい場面に使う、という分け方です。
対面で売り込むのが苦手な方の、説明の場として
1対1の口頭の説明より、動画のほうが「教える → 納得してもらう → 案内する」順番を設計しやすくなります。いちばん良い状態で撮った説明を何度でも届けられるので、話すたびに内容がぶれることもありません。
月額制の講座・オンラインスクールの入口として
月額制の講座では、集客・登録と決済・コンテンツの配信の3か所を自動化すると、運営の手間を減らせます。自動ウェビナーを入口にして、視聴 → 申し込み → 決済 → 会員サイトの権限付与までを一続きにしておく使い方です。
自動ウェビナーを実際に体験できる無料ウェビナー
このブログからご案内している無料ウェビナーは、AIクローン構築についてのウェビナーです。UTAGEの操作講座ではありませんが、登録から視聴までを自動ウェビナーの仕組みで配信しているので、見込み客の立場から流れをそのまま体験できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 自動ウェビナーはどんな業種に向いていますか?
コーチ・コンサルタント・講師業・士業・セラピストなど、知識やスキルを提供するビジネスに向いています。単価が高いサービスほど、ウェビナーで説明してから案内する流れが合うんです。反対に、物販や低単価の商品には向かないこともあります。
Q. ウェビナー動画はどのくらいの長さがいいですか?
目的によって変わります。最初の一歩を案内するなら短め、じっくり教えたり商品を案内したりするなら長めです。録画版は質疑応答がないぶん、本編を詰めて作ります。30分で組む場合の構成は30分ウェビナーの構成テンプレートで紹介しました。
Q. 自動ウェビナーの成約率はどのくらいですか?
商品の価格、流入元、人数によって大きく変わるため、一般的な数字をそのまま目標にはしません。登録率・視聴率・申し込み率を段階ごとに分けて記録し、自社の実測値を基準に直していきます。
Q. 公開期限やカウントダウンはどう設定すればいいですか?
期限を設ける場合は、理由と日時をはっきり書き、案内文の期限と実際の表示の設定を一致させます。UTAGEの表示期限は、指定した日時や、登録・視聴した日時からの経過時間などを基準に設定でき、「72時間」は運用の一例です。期限が過ぎても見られる状態や、実際と違うカウントダウンは信頼を失う原因になります。
Q. フォローはメールとLINEのどちらで送ればいいですか?
どちらか1つに頼らないのが安全です。メールは認証設定や配信解除リンクで届きやすさを整え、LINEは停止に備えてメールアドレスや電話番号も受け取っておきます。UTAGEなら、メールとLINEを1つの流れの中で組み合わせることも可能です。
Q. UTAGEの月額料金はいくらですか?
2026年9月15日時点の公式サイトの表示では、月額19,700円(税込21,670円)で、14日間の無料お試し期間があります。料金は変わることがあるので、申し込み前に公式サイトで最新の表示を確認してください。
まとめ
この記事のポイント
・自動ウェビナーは、録画動画を使って登録から申し込みまでを仕組みで回す方法
・ライブとは役割を分ける。ライブで反応を確かめた内容を録画する
・LP → 登録 → 視聴 → フォロー → 申し込みの5ステップで動く
・フォローが届くよう、メール認証とLINE停止への備えも一緒に整える
・公開前に、表示期限・テスト決済・独自ドメインを確認する
・成果が出ないときは、段階ごとの数字を見て1か所ずつ直す


