Lステップの代替になる無料のLINE配信ツールを探していませんか? LINE公式アカウントでステップ配信やセグメント配信をしようと思うと、Lステップやエルメ、UTAGEなどの外部ツールが必要になります。
でも、これらのツール、安くても月額1万円、Lステップなら月額21,780円(年間26万円以上)。正直、ひとり社長にはなかなかの出費です。
そんな中、2025年にGitHubで公開されたオープンソースのLINE配信ツール「LINE Harness」が、Lステップの代替として注目を集めています。Lステップと同等以上の機能を持ちながら、利用料は0円。しかもAIから自然言語で操作できる設計になっています。
この記事では、LINE Harnessの機能・コスト・セットアップの流れを、Lステップ・UTAGEとの比較を交えながら解説します。
この記事でわかること
・LINE Harnessとは何か(オープンソースのLINE配信ツール)
・Lステップ・UTAGEとの機能比較とコスト差
・LINE Harnessの主要機能(配信・CRM・自動化・安全性)
・セットアップの流れ(7ステップ)
・どんな人に向いているか、まだ早い人はどんな人か
LINE Harnessとは?──Lステップの代替になる無料LINE配信ツール
LINE Harnessは、Lステップの代替として注目されている無料のオープンソースLINE配信ツールです。LINE公式アカウントのステップ配信・CRM・マーケティングを一元管理でき、MITライセンスでGitHubに公開されているため、誰でも無料でソースコードを入手・利用できます。
GitHub: https://github.com/Shudesu/line-harness-oss
技術的には、Cloudflare Workers + Next.js 15 で構成されています。Cloudflareの無料枠を使えば、友だち5,000人程度まではインフラ費用もゼロで運用できます。
▲ LINE Harnessの管理画面。友だち数・配信状況・各機能へのアクセスが一覧できる
管理画面はシンプルで見やすく、シナリオ配信・一斉配信・リマインダー・スコアリング・BAN検知まで、すべての機能にサイドバーからアクセスできます。
そして、この管理画面の設定だけでなく、AIに日本語で頼めば自分のビジネスに合わせたカスタマイズもしてくれるのがLINE Harnessの大きな強みです。
たとえば、こんなことがAIへの一言で実現できます。
AIに頼めるカスタマイズの例
・「セミナー申込者に3日前・前日・当日の自動リマインドを送って、不参加の人にはアーカイブ案内も自動で送る仕組みを作って」
・「お客様の興味に合わせて、リッチメニューを自動で出し分けて。コンサルに興味がある人には相談予約ボタン、講座に興味がある人には講座案内ボタンを表示して」
Lステップでこれをやろうとすると、管理画面で条件分岐を何画面も設定する必要があります。LINE Harnessなら、やりたいことを日本語で伝えるだけ。画面操作を覚える時間がゼロになります。
こうしたカスタマイズが可能なのは、LINE HarnessがAIネイティブ設計で作られているからです。Claude CodeなどのAIコーディングアシスタントから自然言語で操作できるよう、APIが完全に公開されています。つまり「来週の月曜日にこのセグメントにこのメッセージを配信して」とAIに頼むだけで、実際に配信が設定されるわけです。
Lステップ・UTAGEとの比較──料金・機能の違い
まず、最もインパクトが大きいコストの違いから見てみましょう。
Lステップを2年使えば約50万円。その分のコストがゼロになるのは、特にスタートアップや個人事業主にとって非常に大きなメリットです。
月額だけじゃない「見えないコスト」
ただ、本当のコストは月額料金だけではありません。
LINE配信ツールの「見えないコスト」
・学習コスト:複雑な管理画面を覚えるために費やす時間。マニュアルを読み、動画を見て、それでもわからない項目が出てくる。その時間は本業に使えたはず
・外注コスト:「自分では無理」と判断して構築代行を依頼すると30万〜50万円。さらに修正のたびに追加費用が発生するケースも
・属人化リスク:外注先に構築を任せた結果、自分で修正できない状態になり、ちょっとした変更にも外注費がかかり続ける
月額21,780円 + 学習に費やした時間 + 外注費。トータルで考えると、LINE配信にかかっているコストは想像以上に大きいはずです。
LINE Harnessなら、ソフト自体は無料。しかもAIに「こう設定して」と指示すれば操作できるので、あの複雑な画面を何時間もかけて覚える必要も、構築を外注する必要もありません。
「でも、自分ひとりでAIを使いこなせるか不安…」という方もいると思います。須崎のウェビナーでは、AIクローンを活用してこうしたツールの導入・運用をサポートを受けながら進める方法を解説しています。技術に自信がない方でも安心して取り組める内容です。
続いて、機能面の比較です。以下の画像に主要機能の比較をまとめました。
▲ Lステップ / UTAGE / LINE Harness の主要機能比較
| 機能 | Lステップ | UTAGE | LINE Harness |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 21,780円〜 | 10,780円〜 | 0円 |
| ステップ配信 | ○ | ○ | ○ |
| セグメント配信 | ○ | ○ | ○ |
| リッチメニュー切替 | ○ | ○ | ○ |
| フォーム | ○ | ○ | ○ |
| スコアリング | ○ | × | ○ |
| IF-THEN自動化 | ○ | 一部 | ○ |
| API公開 | × | × | 全機能 |
| AI(Claude Code)対応 | × | × | ○ |
| BAN検知・自動移行 | × | × | ○ |
| マルチアカウント | 別契約 | 別契約 | 標準搭載 |
| ソースコード | 非公開 | 非公開 | MIT(公開) |
注目すべきポイントをまとめると以下の通りです。
LINE Harnessが優れている点
・API完全公開(Lステップ・UTAGEは非公開)→ 外部システムとの連携が自由
・AI対応が前提の設計 → Claude Codeから自然言語で操作可能
・BAN検知・自動移行機能を標準搭載 → アカウント停止時も友だちデータを保全
・マルチアカウント標準搭載 → 追加料金なしで複数アカウント管理
・ソースコードが完全公開 → 自社でカスタマイズ可能、透明性が高い
LINE Harnessでできること
機能を6つのカテゴリに分けて紹介します。
そして、これらすべての機能をAIから自然言語で操作できるのが最大の差別化ポイントです。
Lステップの設定画面で複雑な条件分岐を作ったことがある方なら分かると思いますが、正直あの画面は使いにくいですよね。LINE Harnessなら、Claude Codeに「友だち追加から3日後に未購入の人だけにリマインドを送る設定をして」と伝えるだけで、設定が完了します。
LINE Harnessのセットアップの流れ(7ステップ)
LINE Harnessの導入は7つのステップで進めます。技術的な操作が必要ですが、Wikiに23ページ分の詳細なドキュメントが用意されています。
LINE Harnessが向いている人・まだ早い人
LINE Harnessは非常に強力なツールですが、万人向けではありません。現時点で向いている人と、まだ早い人を整理しました。
Lステップの月額費用を削減したい個人事業主・ひとり社長
Claude CodeなどのAIコーディングアシスタントをすでに使っている方
Gitやコマンドラインの基本操作に抵抗がない方
外部ツールにデータを預けるリスクを減らしたい方
LINEのBAN対策として自前でバックアップの仕組みを持ちたい方
ターミナル(コマンドライン)を一度も使ったことがない方
LステップのGUIだけで操作したい方(管理画面のクリック操作だけで完結させたい)
トラブル時にサポート窓口に問い合わせたい方(OSSにはカスタマーサポートがない)
すでにLステップで大規模な配信フローが稼働中の方(移行コストが大きい)
須崎の考えとしては、「今すぐ全員乗り換えてください」とは言いません。
ただ、「月2万円以上払ってLINE配信ツールを使っている」「ツールの設定画面が複雑で使いこなせていない」という方は、LINE Harnessという選択肢があることを知っておいて損はないと思います。
特にAIクローンを構築している方にとっては、API経由でLINE配信を自動化できるのは非常に相性がいいです。
「興味はあるけど、ひとりで始めるのは不安」という方は、須崎のウェビナーをご覧ください。AIクローンの構築からLINE配信の自動化まで、サポートを受けながら一つずつ進められる環境を用意しています。
まとめ:Lステップの代替に無料のLINE Harnessという選択肢
この記事のポイントまとめ
・LINE Harnessは無料のオープンソースLINE配信ツール(MIT / GitHub公開)
・Lステップと同等の機能(ステップ配信、セグメント、リッチメニュー切替、スコアリング等)
・コストはCloudflare無料枠で0円。有料でも月$10〜25(Lステップの1/10以下)
・AIネイティブ設計でClaude Codeから自然言語で操作可能
・BAN検知・自動移行など、他ツールにない安全機能も標準搭載
・導入には技術知識が必要だが、WikiとAIアシスタントを使えばセットアップ可能
AIクローンを活用したLINE配信の自動化や、ビジネスの仕組み化に興味がある方は、ウェビナーで詳しく解説しています。




