「スライド資料を作るのに丸一日かかった」「デザインの調整で時間ばかり取られる」「結局、中身を考える時間より見た目を整える時間のほうが長い」
こんな経験はありませんか?
動画講座やセミナーで使うスライド資料は、コンテンツビジネスに欠かせないツールです。でも、PowerPointやCanvaで1枚ずつデザインを調整していたら、あっという間に数時間が消えます。
須崎はこの問題を、AIクローン + Marpという組み合わせで解決しました。テキストを渡して「スライドにして」と指示するだけで、プレゼン資料がマークダウン形式で自動生成され、そのままPDFとしてダウンロードできます。
今回は、AIクローンとMarpを使ってスライド資料を一瞬で作る方法を、実際の受講生の体験も交えてお伝えします。
この記事でわかること
・Marp(マークダウンスライド)とは何か、なぜAIクローンとの相性が抜群なのか
・テキストを渡すだけでスライドが完成する具体的なワークフロー(5ステップ)
・受講生(井田さん)が全10章の動画講座スライドを作った実体験と感想
・フォント変更やPDF結合など、細かい調整も自然言語で指示できる理由
・スライド完成後の二次展開(台本作成・メルマガ作成)まで一気通貫でできる仕組み
スライド作成に時間がかかる「本当の原因」
スライド資料の作成に何時間もかかるのは、デザインセンスがないからではありません。「ツールの構造」に原因があります。
PowerPointやKeynoteでスライドを作る場合、やることはこうです。
・新しいスライドを追加する
・テキストボックスを配置する
・フォントサイズと色を調整する
・箇条書きのインデントを揃える
・画像の位置を微調整する
・全スライドのデザインに統一感を出す
つまり、「中身」と「見た目」を同時に扱わないといけないのが問題です。テキストを書きながらデザインを調整するので、頭が「内容」と「レイアウト」の間を行き来して、集中が途切れます。
10枚のスライドなら何とかなるかもしれませんが、動画講座で全10章・数十枚のスライドを作るとなると、まともにやれば丸1日では終わりません。
ここで登場するのがMarp(マープ)です。
Marpとは?マークダウンで書くだけでスライドになる仕組み
Marpは、マークダウン(Markdown)という記法でテキストを書くだけで、自動的にスライドのレイアウトに変換してくれるツールです。
たとえば、マークダウンで以下のように書くだけで、タイトルと箇条書きのスライドが1枚完成します。
Marpのマークダウン記法(イメージ)
・「# タイトル」と書けば → スライドの大見出しになる
・「- 項目1」「- 項目2」と書けば → 箇条書きスライドになる
・「---」(ハイフン3つ)で区切れば → 次のスライドに切り替わる
つまり、Marpでは「中身(テキスト)」だけを書けば、「見た目(レイアウト)」は自動で整うという仕組みです。
そしてここが重要なのですが、マークダウンは「ただのテキスト」です。テキストであるということは、AIクローンが一番得意とする領域です。テキストを生成するのはAIの本領ですから、AIクローンとMarpの相性は抜群なのです。
AIクローンでスライドを作る5ステップ
実際にAIクローンとMarpを使ってスライドを作る流れは、驚くほどシンプルです。
ステップ1:スライドにしたいテキストを用意する
動画講座の目次でも、セミナーのアウトラインでも、箇条書きのメモでもOKです。完璧な原稿である必要はありません。
ステップ2:AIクローンに「これをスライドにして」と指示する
Cursor上でAIクローン(Claude)にテキストを渡して、「これをMarpのスライドにして」と伝えるだけです。プログラミングの知識は一切不要です。
ステップ3:Marp形式のスライドが自動生成される
AIクローンがテキストの内容を読み取り、マークダウン形式でスライドを自動生成します。見出し、箇条書き、ページ区切り、フォント指定まで、すべて自動です。
ステップ4:Cursor内でプレビュー確認
CursorにはMarp拡張機能があるので、生成されたスライドをその場でプレビュー表示できます。修正したい箇所があれば、AIクローンに「3枚目のタイトルを変えて」と言うだけで即座に反映されます。
ステップ5:PDFでダウンロード
プレビューで確認が終わったら、そのままPDFとしてダウンロード。完成です。
この5ステップの中で、須崎がやっていることは「テキストを渡す」と「プレビューを確認する」の2つだけ。スライドのデザインやレイアウトに一切触れていません。
受講生・井田さんの実体験:全10章の動画講座スライドを一瞬で
井田さんは、動画講座のコンテンツを制作中の受講生です。全10章の講座で、各章ごとにスライド資料を用意する必要がありました。
井田さんの状況
・全10章の動画講座用スライドを作成したい
・各章の目次(テキスト)は決まっている
・テンプレートも設定済み
・スライド完成後は、そこから話す用の台本も欲しい
AIクローンに指示した結果
井田さんの目の前で、用意しておいたテキストをAIクローンに渡して「スライドにして」と指示しました。数秒後、Marp形式のスライドが自動生成され、Cursor内でプレビュー表示されました。
井田さんの反応は以下の通りです。
・「へぇーーーー。めっちゃ便利じゃん。」
・「ああ。楽ちん。」
・「近未来が来たっていう感じ」
テキストを渡すだけでスライドが生成される体験は、初めて見ると本当に驚きます。PowerPointで1枚ずつ調整していた従来のやり方とは、まったく別次元のスピードです。
フォント変更も自然言語で
井田さんのスライドには中国語のフレーズが含まれていました。「中国語のフレーズだけフォント変えてほしい」とAIクローンに伝えたところ、該当箇所のフォント指定がすぐに変更されました。
PowerPointなら、テキストボックスを選択して、フォントを変更して、サイズを確認して…という手順が必要です。AIクローンなら「ここだけフォント変えて」の一言で完了です。
スライドから先の「二次展開」がさらに強力
AIクローン + Marpの真価は、スライド作成だけにとどまりません。スライドを起点にした二次コンテンツの展開が、さらに強力です。
スライド → 台本
完成したスライドをもとに「このスライドで話す台本を作って」と指示するだけで、講座用の話し言葉の台本が自動生成されます。井田さんもスライド完成後に台本作成を予定していましたが、これもAIクローン1つで完結します。
スライド → メルマガ・ブログ記事
スライドの内容を「メルマガ向けにリライトして」「ブログ記事にして」と伝えれば、別媒体向けのコンテンツが即座に生成されます。1つの素材から複数のコンテンツを作るワンソースマルチユースが実現します。
複数PDFの結合
章ごとに作成したPDFファイルを「この7個のPDFを1つにまとめて」と伝えるだけで、AIクローンが結合処理を実行します。PowerPointで7ファイルを開いてコピーペーストして…という手間は不要です。
つまり、AIクローンがあれば「テキスト → スライド → PDF → 台本 → メルマガ → ブログ」という一連の流れが、すべてCursor内で完結します。
従来のスライド作成 vs AIクローン + Marp
| 比較項目 | 従来(PowerPoint等) | AIクローン + Marp |
|---|---|---|
| スライド1枚の作成時間 | 10〜30分 | 数秒(自動生成) |
| デザイン調整 | 手動で1枚ずつ | テンプレートで自動統一 |
| フォント変更 | 該当箇所を選択→変更 | 「ここだけ変えて」で完了 |
| PDF出力 | 別途エクスポート | Cursor内でワンクリック |
| 台本・メルマガへの展開 | ゼロから別途作成 | スライドから自動生成 |
| 全10章分の作業時間 | 2〜3日 | 1時間以内 |
時間だけではありません。PowerPointで作業していると、レイアウトの微調整に気を取られて「中身の質」がおろそかになることもあります。AIクローン + Marpなら、見た目は自動で整うので、テキストの内容に集中できます。
よくある質問
Q. Marpを使うのにプログラミング知識は必要ですか?
まったく不要です。AIクローンがマークダウンの記法をすべて自動で書いてくれるので、須崎自身もマークダウンの書き方を覚える必要はありませんでした。やることは「テキストを渡して、スライドにしてと伝える」だけです。
Q. Marpで作ったスライドのデザインは自由にカスタマイズできますか?
はい、テーマやカラーの変更、フォント指定、背景画像の設定など、自由にカスタマイズできます。しかもそのカスタマイズもAIクローンに「もう少し落ち着いた色合いにして」「フォントをゴシック体に変えて」と伝えるだけで対応してもらえます。
Q. PowerPointのように凝ったアニメーションは作れますか?
Marpはシンプルなスライドに特化しているため、PowerPointのような複雑なアニメーションには対応していません。ただし、動画講座やセミナー用のスライドであれば、アニメーションよりも「内容がわかりやすく伝わること」のほうが重要です。シンプルなスライドのほうが、視聴者にとっても見やすくなります。
まとめ
この記事のポイントまとめ
・スライド作成に時間がかかる原因は「中身」と「見た目」を同時に扱うツール構造にある
・Marpはマークダウン(テキスト)で書くだけでスライドが自動生成される仕組み
・AIクローンに「スライドにして」と渡すだけで、Marp形式のスライドが数秒で完成する
・フォント変更やPDF結合など、細かい調整も自然言語の指示だけで対応可能
・スライドを起点に台本・メルマガ・ブログ記事への二次展開もすべてCursor内で完結する
「スライド作成に時間がかかりすぎている」「動画講座のコンテンツ制作を効率化したい」という方は、AIクローン + Marpの組み合わせをぜひ試してみてください。
AIクローンの作り方は、無料ウェビナーでゼロからお伝えしています。




