AIを使ってチャットボットや自動投稿の仕組みを作ったのに、「パソコンを閉じたら止まってしまう」という経験はありませんか?
実は、AIで作った仕組みを24時間365日動かし続けるには、「VPS」という自分専用のサーバーが必要です。
この記事では、VPSとは何か、何ができるのか、そして須崎が実際にVPSで動かしている5つの仕組みまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
この記事でわかること
・VPSとは何か(レンタルサーバーとの違い)
・VPSがあるとAI活用がどう変わるのか
・須崎が実際にVPSで動かしている5つの仕組み
・サーバー操作が不安でもAIに聞けば大丈夫な理由
・月額720円で始められる「シン・VPS」の始め方
VPSとは?初心者にもわかりやすく解説
VPSとは「Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバー)」の略で、一言でいうとインターネット上にある「自分専用のパソコン」です。
普通のパソコンは、電源を切ったり閉じたりしたら動きが止まります。しかしVPSは、24時間365日、電源が入りっぱなし。自分のパソコンを閉じても、VPS上で動いているプログラムはずっと動き続けます。
たとえるなら、こんなイメージです。
| レンタルサーバー | VPS | |
|---|---|---|
| たとえ | マンションの一室 | 一戸建て |
| 自由度 | 共用ルールに従う | 自分の好きなように使える |
| 他の住人の影響 | 受ける | 受けない |
レンタルサーバーは「マンションの一室を借りている」ようなもの。他の住人と設備を共有するので、できることに制限があります。一方VPSは「一戸建てを丸ごと借りている」ようなもの。自分の好きなソフトを入れて、好きなように使えます。
VPSがあると何ができる?AIの活用がもう1段階進む
VPSがあると、AIで作った仕組みの「置き場所」ができます。パソコンの中だけで完結していた自動化が、24時間止まらない自動化に進化します。
活用例1:オートウェビナーの自動配信
事前に録画したウェビナー動画を、申込者に自動で配信する仕組みです。VPSがあれば、申込みがあったタイミングで自動的に配信ページを生成し、24時間いつでもウェビナーを届けることができます。寝ている間も、移動中も、セールスが止まりません。
活用例2:チャットボット・自動応答
LINEやInstagramに来たメッセージに、AIが自動で返答する仕組みです。VPSで常時稼働させておけば、深夜でも休日でも即座に対応できます。お客様を待たせることがなくなります。
活用例3:データの定期取得
為替レートや仮想通貨の価格、SNSの分析データなど、定期的にデータを取得して記録する仕組みです。VPSなら毎日決まった時間に自動でデータを取得し、スプレッドシートに記録し続けることができます。
活用例4:SNS自動投稿
スプレッドシートに投稿内容を書いておけば、決められたスケジュールでSNSに自動投稿する仕組みを動かせます。毎日手動で投稿する手間から解放されます。
これらに共通するのは、「パソコンを閉じても動き続ける」ということ。VPSがなければ、パソコンを開いている間しか自動化は機能しません。VPSがあることで、はじめて「本当の自動化」が実現します。
須崎が実際にVPSで動かしている5つの仕組み
須崎が実際にVPS上で稼働させている仕組みを紹介します。すべてパソコンを閉じていても24時間動き続けているものです。
1. オートウェビナー自動配信(PHP+MySQL)
事前に収録したウェビナー動画を、申込者ごとに自動で配信する仕組みです。PHPとMySQLで構築しており、申込みがあると自動で専用ページが生成されます。営業時間という概念がなくなり、24時間セールスが回り続ける環境を実現しています。
2. Instagram自動DM(コメント監視 → 自動DM送信)
Instagramのリール投稿にコメントが付いたら、自動でDMを送信する仕組みです。VPS上で常時コメントを監視しているので、深夜でも早朝でも、コメントが来た瞬間にDMが届きます。手動で対応する必要は一切ありません。
3. FX・仮想通貨の自動監視ツール(Python)
為替レートや仮想通貨の価格変動をリアルタイムで監視し、条件を満たしたら通知を送るツールです。Pythonで構築しており、24時間マーケットを見張り続けてくれるので、自分でチャートに張り付く必要がなくなりました。
4. Threads(スレッズ)の自動投稿(スプレッドシート管理 → 自動投稿)
Googleスプレッドシートに投稿内容を書いておくと、設定したスケジュールで自動的にThreadsに投稿される仕組みです。投稿内容の管理はスプレッドシート、実行はVPSという役割分担で、効率的にSNS運用を回しています。
5. Instagramインサイト分析の自動取得(毎日自動でパフォーマンス記録)
Instagramの各投稿のリーチ数やエンゲージメントを、毎日自動で取得してスプレッドシートに記録する仕組みです。データが毎日勝手に蓄積されるので、分析したいときにすぐ数字を確認できます。
これら5つの仕組みに共通しているのは、一度セットしたら、あとはパソコンを閉じても止まらないということです。VPSがなければ、こうした「常時稼働」は実現できません。
エックスサーバー(レンタルサーバー)とVPSの違い
「レンタルサーバーを持っているけど、VPSも必要なの?」という疑問を持つ方は多いです。結論から言うと、両方あるのが理想です。なぜなら、得意分野がまったく違うからです。
| 比較項目 | レンタルサーバー(エックスサーバー等) | VPS |
|---|---|---|
| 主な用途 | ホームページ・ブログ・WordPress | プログラムの常時実行・自動化 |
| 自由度 | 制限あり(共用ルール) | 自由(好きなソフトを入れられる) |
| Python / Node.js | 制限付き or 使えない | 自由に使える |
| プログラムの常時実行 | できない | できる(24時間稼働) |
| 難易度 | 初心者でも簡単 | やや専門的(AIに聞けばOK) |
| 料金目安 | 月額1,000円前後 | 月額720円〜 |
須崎の使い分けはシンプルです。
- レンタルサーバー(エックスサーバー):ホームページやブログなど「表のサイト」を置く場所
- VPS:自動化ツールやボットなど「裏の仕組み」を動かす場所
レンタルサーバーを解約する必要はありません。それぞれ得意分野が違うので、両方を併用するのがベストです。
「サーバーって難しくない?」→ AIに聞けば大丈夫
VPSと聞くと「コマンド操作」「Linux」「SSH」といった専門用語が頭に浮かんで、ハードルが高く感じるかもしれません。
しかし今は、AIがある時代です。状況はまったく変わっています。
| AIがなかった時代 | AIがある今 | |
|---|---|---|
| 学び方 | 本や講座で用語を覚える | AIに「やりたいこと」を伝えるだけ |
| コマンド操作 | 自分で調べて打つ | AIが手順とコマンドを教えてくれる |
| エラー対応 | 自力で検索して解決 | エラーメッセージをAIに貼るだけ |
| 必要な前提知識 | Linux・ネットワーク・セキュリティ | 「何をしたいか」だけ |
たとえば、VPSにPythonのプログラムを置きたいとき。AIにこう聞くだけです。
「VPSにPythonのスクリプトを置いて、毎朝9時に自動で実行させたい。やり方を教えて」
すると、AIが必要なコマンドを1行ずつ教えてくれます。自分で用語を暗記する必要はありません。わからないことが出てきたら、その都度AIに聞けば解決します。
須崎自身も、VPSの操作でわからないことがあればClaude Codeに聞いて解決しています。専門知識がなくても、AIがあれば誰でもVPSを使いこなせる時代になりました。
須崎が使っている「シン・VPS」をおすすめする4つの理由
VPSにもいくつかのサービスがありますが、須崎が実際に使っているのは「シン・VPS」です。おすすめする理由は4つあります。
理由1:月額720円で始められる
シン・VPSの2GBプランは、12ヶ月契約で月額720円です。毎日の缶コーヒー1本分の金額で、自分専用のサーバーが持てます。24時間動き続ける自動化環境がこの価格で手に入るのは、コストパフォーマンスとして非常に優れています。
理由2:高速で安定している
シン・VPSは、レンタルサーバーで国内シェアNo.1のエックスサーバー株式会社が運営しています。サーバーの安定性と通信速度に定評があり、実際に須崎が24時間稼働させているプログラムも、これまで大きなトラブルなく動き続けています。
理由3:申し込みから10分で使える
申し込み手続きが完了すると、すぐにサーバーが使える状態になります。「届くまで数日待つ」ということがありません。思い立ったその日からVPSを使い始められます。
理由4:操作パネルがわかりやすい
サーバーの起動・停止、OS の再インストールなど、基本的な操作はWebの管理パネルからボタン1つでできます。難しいコマンドを覚えなくても、基本操作は管理画面で完結します。
シン・VPSの始め方(3ステップ)
VPSを使い始めるのは、実はとてもシンプルです。3つのステップで完了します。
Step 1:シン・VPSに申し込む
まずはシン・VPSの公式サイトから申し込みます。プランは2GBプランがおすすめです。須崎もこのプランで5つの仕組みを同時に動かしています。
OSは「Ubuntu」を選んでください。現在最も情報が多く、AIに質問したときにも的確な回答が返ってきやすいOSです。
Step 2:AIに「VPSを使いたい」と伝える
申し込みが完了したら、次はAI(Claude CodeやChatGPTなど)に相談します。技術用語を覚える必要はありません。
たとえば、こんなふうに聞くだけでOKです。
「シン・VPSを契約しました。IPアドレスは○○○です。まず何をすればいいですか?」
AIが初期設定の手順を1つずつ教えてくれます。セキュリティの設定から、必要なソフトのインストールまで、全部ガイドしてもらえます。
Step 3:やりたいことを伝えるだけ
初期設定が終わったら、あとは自分がやりたいことをAIに伝えるだけです。
「Pythonのスクリプトを毎朝9時に自動実行したい」「LINEボットを24時間動かしたい」「Instagramのデータを毎日取得したい」
このように日本語でやりたいことを伝えれば、AIが具体的な手順を教えてくれます。プログラミングの知識がなくても、AIと一緒に進めていけば問題ありません。
よくある質問(FAQ)
Q. 毎月料金がかかるんですか?
はい、VPSは月額制のサービスです。シン・VPSの2GBプランなら月額720円(12ヶ月契約時)で利用できます。24時間動き続ける自分専用サーバーがこの価格で持てるので、自動化の投資としてはかなりお手頃です。
Q. 今使っているレンタルサーバーは解約する必要がありますか?
いいえ、解約する必要はありません。レンタルサーバーとVPSは役割が違います。ホームページやブログはレンタルサーバー、自動化ツールはVPSというように、それぞれの得意分野で使い分けるのがベストです。
Q. プログラミングの知識がなくても使えますか?
はい、使えます。今はClaude CodeなどのAIに聞けば、必要なコマンドや手順を1つずつ教えてもらえます。須崎自身も、わからないことはすべてAIに聞いて解決しています。専門知識を先に勉強する必要はありません。
Q. おすすめのプランはどれですか?
2GBプランがおすすめです。須崎はこのプランで5つの仕組みを同時に稼働させています。個人で使う分には十分なスペックです。もし足りなくなっても、あとからプランを変更できます。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
この記事のまとめ
・VPSはインターネット上の「自分専用パソコン」。24時間365日動き続ける
・AIで作った仕組みを常時稼働させるには、VPSが必要
・レンタルサーバーとは役割が違う。解約不要で併用がベスト
・サーバー操作が不安でも、AIに聞けばコマンドを教えてもらえる
・シン・VPSなら月額720円、申し込みから10分で使い始められる
AIを活用した自動化に興味があるなら、VPSは「持っておいて損はない」インフラです。月額720円で、パソコンを閉じても止まらない仕組みが手に入ります。



