あいちゃん
あいちゃん
須崎さん、Kindleで本を出版したんですけど、「DRM」って設定があって…これって何ですか?
須崎
須崎
あー、DRMですね!これは「電子書籍の保護機能」のことなんですよ。簡単に言うと、「Kindleアプリでしか読めないようにするか、PDFやEPUBファイルでもダウンロードできるようにするか」を選べる設定なんです。
あいちゃん
あいちゃん
え、PDFでダウンロードできるんですか?読者さんが喜びそうですね!
須崎
須崎
そうなんです!2026年1月20日から、DRMを「適用しない」設定にすれば、購入者がPDFやEPUBでダウンロードできるようになるんですよ。これ、めちゃくちゃ便利じゃないですか。
あいちゃん
あいちゃん
でも、勝手にコピーされたりしないんですか?心配です…
須崎
須崎
大丈夫です!本を買った人だけがダウンロードできる仕組みになってるんで。あと、後からでも設定を変更できるんで、まずは試してみるのもアリですよ。

Kindle本を出版する際、「DRM(デジタル著作権管理)」という設定があります。これは電子書籍の保護機能のことで、読者がどのような形式で本を読めるかを決める重要な設定です。

2026年1月20日から、DRMを「適用しない(DRMフリー)」設定にすれば、購入者がPDFやEPUBファイルで本をダウンロードできるようになります。

この記事では、ITが苦手な方でもわかるように、DRMとDRMフリーの違い、設定の変更方法、そして読者がどうやってダウンロードするのかを、具体的に解説していきます。

DRMとDRMフリーって何が違うの?

まず、DRMとDRMフリーの違いを、わかりやすく説明しますね。

DRM(デジタル著作権管理)とは?

  • DRM適用:Kindleアプリと端末でしか本が読めない(保護が強い)
  • DRMフリー:PDFやEPUBファイルでダウンロードできる(自由度が高い)

簡単に言うと、DRMは「鍵をかけるか、かけないか」の違いです。

DRMを適用した場合

読者ができること:

  • Kindleアプリで本を読む(スマホ、タブレット、PC)
  • Kindle端末で本を読む

読者ができないこと:

  • PDFやEPUBファイルでダウンロード
  • Kindle以外の電子書籍リーダーで読む
  • 他の端末に転送する

DRMフリー(DRMを適用しない)にした場合

読者ができること:

  • Kindleアプリで本を読む
  • Kindle端末で本を読む
  • PDFやEPUBファイルでダウンロード
  • Kindle以外の電子書籍リーダーで読む
  • 好きな端末に転送して読む
あいちゃん
あいちゃん
DRMフリーの方が読者さんにとって便利そうですね!でも、勝手にコピーされたりしないんですか?
須崎
須崎
良い質問です!DRMフリーにしても、本を買った人だけがダウンロードできる仕組みになってるんで、心配いりませんよ。Kindle Unlimitedで読んでる人はダウンロードできないんです。

重要:DRMフリーでも安全です

  • 本を購入した人だけがダウンロードできる
  • Kindle Unlimitedやその他のサービスを通じて読んでいる人はダウンロードできない
  • ロイヤリティ(印税)の率や支払い体系は変わらない

DRM設定はいつでも変更できます

DRM設定は、後からいつでも変更できます。これが安心できるポイントです。

設定を変更するとどうなる?

  • DRMフリーにする:2026年1月20日以降、購入者全員(過去の購入者も含む)がPDFやEPUBをダウンロードできるようになる
  • DRMを適用する:新しいダウンロードはできなくなるが、既にダウンロードしたファイルは引き続き使える

良い例:まずはDRMフリーで試してみる

「読者の反応を見てから、必要に応じてDRMを適用する」という柔軟な運用ができます。

DRM設定を変更する手順(超簡単)

あいちゃん
あいちゃん
設定変更って、難しそうじゃないですか?私にもできますか?
須崎
須崎
めちゃくちゃ簡単ですよ!6ステップで完了します。パソコンが苦手な人でも5分あればできちゃいますね。

以下の手順で、DRM設定を変更できます:

1. KDPの「本棚」にサインインする

KDP(Kindle Direct Publishing)の管理画面にログインします。

2. 本の横にある「…」ボタンをクリック

変更したい本の右側に、3つの点が縦に並んだボタン(省略記号ボタン)があります。それをクリックします。

3. 「電子書籍のコンテンツを編集」を選択

メニューが出てくるので、「電子書籍のコンテンツを編集」をクリックします。

4. 「原稿」セクションで「デジタル著作権管理(DRM)」を探す

ページを下にスクロールすると、「デジタル著作権管理(DRM)」という項目が見つかります。

5. DRMを適用するかどうかを選択

DRMを適用する場合:

  • 「はい。デジタル著作権管理を適用します」を選択

DRMフリーにする場合:

  • 「いいえ、デジタル著作権管理(DRM)を適用せず、購入者がPDFまたはEPUBファイルでダウンロードできるようにします」を選択
  • 確認ボックスにチェックを入れる:「DRMを適用しない場合、この本の購入者(過去の購入者を含む)がPDFまたはEPUBファイルでダウンロードできることを理解しました」

6. 「保存して続行」をクリック

設定を保存したら、「価格設定」ページの下部にある「Kindle本を出版」をクリックして変更を有効にします。

注意:設定反映までに時間がかかります

  • 変更内容が公開されてから読者に反映されるまでに24〜72時間かかります
  • 本ごとに個別に設定を変更する必要があります(一括変更はできません)

読者はどうやってダウンロードするの?

DRMフリーにした場合、読者は以下の手順でPDFやEPUBファイルをダウンロードできます。

ダウンロードの手順(読者向け)

  1. Amazonの「コンテンツと端末の管理」ページにアクセス
  2. 購入した本を探す
  3. ダウンロードボタンをクリック
  4. PDFまたはEPUBファイルを選択してダウンロード

ポイント:購入者だけがダウンロードできる

  • 本を購入した認証済みの購入者のみがダウンロード可能
  • Kindle Unlimitedやその他のサービスで読んでいる人はダウンロードできない
  • 2026年1月20日以降、DRMフリーの本のダウンロードが可能になる
あいちゃん
あいちゃん
なるほど!購入者だけがダウンロードできるなら安心ですね。でも、一度DRMフリーにして、後からDRMを適用したらどうなるんですか?
須崎
須崎
良い質問です!DRMを後から適用しても、既にダウンロードした読者はそのファイルを引き続き使えるんですよ。新しいダウンロードだけができなくなるイメージですね。

DRM設定を変更した場合の影響

  • DRMフリー→DRM適用に変更した場合:既にダウンロードしたファイルは引き続き使える。ただし、新しいダウンロードはできなくなる(変更後24〜72時間後に反映)
  • DRM適用→DRMフリーに変更した場合:2026年1月20日以降、購入者全員(過去の購入者も含む)がPDFやEPUBをダウンロードできるようになる

まとめ:DRMフリーで読者に優しい本を提供しよう

あいちゃん
あいちゃん
DRMフリーにするメリットがよくわかりました!設定も簡単そうですね。
須崎
須崎
そうなんです!読者の利便性を考えるなら、DRMフリーがおすすめっす。後からでも変更できるんで、まずは試してみるといいですよ!

DRM設定のポイント

  • DRMフリーにすれば、読者がPDFやEPUBでダウンロードできる
  • 購入者だけがダウンロードできるので安心
  • 後からいつでも設定を変更できる
  • 設定変更は6ステップで簡単にできる
  • ロイヤリティ(印税)の率や支払い体系は変わらない

Kindle本を出版する際は、ぜひDRM設定を確認して、読者にとって便利な設定を選んでくださいね。

まずはDRMフリーで試してみて、様子を見ながら調整していく。これが30点でGO!の精神です。完璧を目指さず、まずは動いてみましょう!