「30万円の講座を作ったけど、全然売れない…」
こんな悩みを抱えている方、多いんじゃないでしょうか。実は僕も最初はそうでした。良い商品を作れば売れると思っていたんです。
でも、高単価商品には売り方のルールがあります。いきなりセールスしても売れません。お客さんに「欲しい」と思ってもらう導線が必要なんです。
この記事では、高単価商品をセミナーで売るための導線設計を、具体的な数字と事例を交えて解説します。
高単価商品が「いきなり売れない」理由
まず、なぜ高単価商品はいきなり売れないのか。理由はシンプルです。
お客さんの「信頼残高」が足りないから。
考えてみてください。あなたが初めて会った人から「30万円の講座があるんですけど、どうですか?」と言われたら、買いますか?
普通は買いませんよね。
高単価商品を買ってもらうには、以下の3つが必要です:
- 信頼:この人なら大丈夫という安心感
- 理解:商品の価値がわかっている状態
- 緊急性:今買わないと損すると感じること
これらを一度に満たせるのが、セミナーなんです。
高単価商品が売れるセミナーの黄金構成
売れるセミナーには、決まった構成があります。これを外すと、いくら良い内容でも売れません。
セミナー構成の黄金パターン(90分の場合)
1. オープニング(5分)
- 自己紹介(実績を簡潔に)
- 今日のゴールを提示
- 「最後まで見ると〇〇がわかります」と期待を持たせる
2. 問題提起(10分)
- 参加者が抱える悩みを言語化
- 「そのままだとどうなるか」を伝える
- 共感を得る
3. 解決策の提示(30分)
- 問題を解決する方法を3〜5つ紹介
- 具体的なノウハウを出し惜しみなく
- 「これ、無料で聞いていいの?」と思わせる
4. 事例紹介(15分)
- 実際に成果を出した人の事例
- Before/Afterを明確に
- 「自分にもできそう」と思わせる
5. 商品紹介(20分)
- 講座の内容と特徴
- 価格と特典
- 申込み方法
6. Q&A(10分)
- よくある質問への回答
- 不安を解消
ポイント
セミナーの7割は「価値提供」に使う。売り込みは最後の20分だけ。これが鉄則です。
導線設計の全体像【5ステップ】
高単価商品を売る導線は、以下の5ステップで設計します。
ステップ1:集客(無料コンテンツで見込み客を集める)
まずは見込み客を集めます。使うのは:
- SNS(Instagram、X、YouTube)
- ブログ記事
- 広告(Meta広告、Google広告)
ここで重要なのは、ターゲットを明確にすること。「誰でも来てください」だと、購入意欲の低い人ばかり集まります。
ステップ2:リスト化(メルマガ or LINE登録)
SNSのフォロワーは、いつ離れるかわかりません。だから、メルマガかLINEに登録してもらい、自分の顧客リストにします。
登録特典として効果的なもの:
- PDF資料(チェックリスト、テンプレート)
- 動画講座(3本程度のシリーズ)
- 無料相談
ステップ3:教育(価値観を共有する)
登録してくれた人に、メールやLINEで情報を届けます。ここでやるのは「教育」です。
教育とは:
- あなたの考え方を伝える
- 問題の本質を伝える
- 解決策があることを伝える
これを5〜7通のステップメールで行います。
ステップ4:セミナー集客(参加を促す)
教育が終わったら、セミナーへの参加を案内します。
セミナー告知のポイント:
- 参加するメリットを明確に
- 日程は複数用意(選べると参加率UP)
- 参加特典をつける
ステップ5:セミナー→成約
セミナーで価値提供し、最後に商品を案内。ここで初めて高単価商品の購入につながります。
導線設計の全体像
SNS/広告 → メルマガ/LINE登録 → ステップメールで教育 → セミナー案内 → セミナー参加 → 商品購入
成約率を上げる3つのコツ
コツ1:価格の3倍の価値を見せる
30万円の講座なら、90万円以上の価値があると感じてもらう必要があります。
価値の見せ方:
- 得られる成果を金額換算する
- 特典を充実させる
- サポート内容を明確にする
コツ2:限定性・緊急性を作る
「いつでも買える」だと、人は動きません。
効果的な限定性:
- 人数限定(先着10名)
- 期間限定(3日間だけ)
- 特典の期限(今日中なら〇〇プレゼント)
コツ3:不安を先回りで解消する
高額を払うとき、人は不安になります。その不安を先に解消してあげましょう。
よくある不安と解消法:
- 「本当に成果が出るの?」→ 事例を見せる
- 「自分にもできる?」→ サポート体制を説明
- 「騙されない?」→ 返金保証をつける
自動化すれば24時間売れる仕組みに
ここまでの導線、実はすべて自動化できます。
使うツールはUTAGE。これ1つで:
- LP(ランディングページ)作成
- メルマガ配信
- オートウェビナー配信
- 決済連携
すべてが完結します。
一度仕組みを作れば、あとは広告を回すだけ。自動でセミナーが開催され、自動で商品が売れていく。
これが「オートウェビナー×高単価商品」の威力です。
まとめ:今日からやるべき3つのこと
高単価商品をセミナーで売るために、今日からやるべきことは:
今日からやる3つのこと
- 1. セミナーの構成を決める:90分の黄金パターンに当てはめる
- 2. 導線を設計する:集客→リスト化→教育→セミナー→成約の流れを紙に書き出す
- 3. まず1回やってみる:ZoomでもOK。まず開催して、反応を見る
高単価商品は、正しい導線があれば売れます。逆に、導線がなければどんなに良い商品でも売れません。
まずは今日、セミナーの構成を紙に書き出すところから始めてみてください。







