「ChatGPTに質問する」時代から、「AIクローンに仕事をやってもらう」時代へ。
僕は今、メルマガ執筆、ブログ記事作成、WordPress投稿、さらには顧客対応まで、すべてAIクローンに任せています。
その秘密がClaude Codeです。
この記事では、ChatGPTより精度が高いと言われるClaude Codeを使って、あなただけのAIクローンを構築する方法を解説します。
Claude CodeとChatGPTの決定的な違い

ChatGPTとClaude Codeの違いを一言で表すと、こうなります。
- ChatGPT:質問に答えてくれる「先生」
- Claude Code:実際に作業してくれる「秘書」
たとえば「メルマガを書いて」と頼んだとき:
ChatGPTの場合
メルマガの文章を画面に表示してくれる。コピペして使う必要がある。
Claude Codeの場合
メルマガを書いて、ファイルに保存して、配信システムにセットするところまで全部やってくれる。
この差は圧倒的です。
Claude Codeが優れている5つの理由
- ファイル操作ができる:フォルダを作る、ファイルを保存する、既存ファイルを編集する
- コマンド実行ができる:Pythonスクリプトを動かす、npmコマンドを叩く
- API連携ができる:WordPress投稿、メール配信、データ取得が可能
- 文脈理解が深い:長い会話でも文脈を正確に保持する
- 指示の精度が高い:曖昧な指示でも意図を汲み取ってくれる
AIクローンとは何か?
AIクローンとは、あなたの分身として働くカスタマイズされたAIのことです。
具体的には以下の要素を学習させます:
- 口調・文体:「〜っす」「めちゃくちゃ」など、あなたらしい言い回し
- 専門知識:あなたの業界知識、ノウハウ、経験
- 価値観・考え方:「30点でGO!」のようなモットー
- 過去のコンテンツ:ブログ記事、メルマガ、SNS投稿
これらを組み合わせることで、あなたがいなくても、あなたっぽいコンテンツを生成できるAIが完成します。
AIクローンでできること

・メルマガの執筆(自分の口調で)
・ブログ記事の作成
・SNS投稿文の生成
・商品LP・セールスレターの作成
・顧客からの質問への回答
・議事録の作成
Claude CodeでAIクローンを作る5ステップ

STEP1:Claude Codeをインストールする
まず、Claude Codeをパソコンにインストールします。
- Node.jsをインストール:公式サイトからダウンロード
- ターミナルを開く:Macなら「ターミナル」アプリ
- コマンドを実行:
npm install -g @anthropic-ai/claude-code - APIキーを設定:Anthropicのアカウントを作成してAPIキーを取得
ポイント
APIキーはAnthropicの公式サイト(console.anthropic.com)から取得できます。月額の利用料金がかかりますが、1万円程度で十分使えます。
STEP2:プロジェクトフォルダを作成する
AIクローンの「脳みそ」となるフォルダを作ります。
AIクローン/
├── CLAUDE.md # AIへの指示書
├── プロフィール.md # あなたの情報
├── 口調サンプル/ # 過去のコンテンツ
│ ├── メルマガ1.md
│ ├── メルマガ2.md
│ └── ブログ記事.md
└── テンプレート/ # 出力形式のテンプレート
STEP3:CLAUDE.mdに人格設定を書く
これが一番重要です。CLAUDE.mdというファイルに、あなたのAIクローンの「人格」を定義します。
CLAUDE.mdに書くこと
- あなたの名前、肩書き、専門分野
- 口調の特徴(「〜っす」「めちゃくちゃ」など)
- 価値観やモットー
- ターゲット読者
- よく使うフレーズ
- 禁止事項(使わない表現など)
僕の場合は、こんな感じで書いています:
# 須崎純一のAIクローン設定
## 基本情報
- 名前:須崎純一
- 専門:セミナー自動化、AIクローン構築
- ターゲット:講師、コンサル、士業
## 口調の特徴
- 「〜っす」「〜なんす」を使う
- 「めちゃくちゃ」「めっちゃ」を自然に使う
- 結論から先に言う
- 具体例を必ず入れる
## 価値観
- 「30点でGO!」:完璧を求めずまず動く
- 「いつかやりたいを今やろう」
STEP4:過去のコンテンツを読み込ませる
あなたが過去に書いたメルマガ、ブログ記事、SNS投稿などを「口調サンプル」フォルダに入れます。
Claude Codeはこれらを参考にして、あなたらしい文章を生成してくれます。
注意点
最低でも10〜20本のサンプルがあると精度が上がります。少なすぎると「あなたらしさ」が出にくいです。
STEP5:Claude Codeを起動して指示を出す
準備ができたら、ターミナルでClaude Codeを起動します。
cd AIクローン
claude
あとは自然な言葉で指示を出すだけです。
- 「メルマガを1本書いて」
- 「このテーマでブログ記事を作成して」
- 「SNS投稿を5パターン作って」
Claude CodeがCLAUDE.mdと過去のサンプルを参考にして、あなたらしい文章を生成してくれます。
実際の運用例:僕の使い方
僕の日常的な使い方を紹介します。
メルマガ執筆(毎日)
- テーマを決める(例:「AIクローンの始め方」)
- Claude Codeに「このテーマでメルマガ書いて」と指示
- 5分で下書き完成
- 軽く確認して配信
所要時間:15分→5分に短縮
ブログ記事作成(週2〜3本)
- タイトルと構成を決める
- Claude Codeに「この構成で記事書いて」と指示
- 画像生成も依頼
- WordPressに自動投稿
所要時間:3時間→30分に短縮
SNS投稿(毎日)
- ブログ記事やメルマガから要点を抽出
- 「これをX用の投稿に変換して」と指示
- 5パターン生成されるので選ぶだけ
よくある質問
Q. 料金はどれくらいかかりますか?
Claude APIの利用料金は、使用量によって変わりますが、月1万円程度あれば十分です。人間の秘書を雇うことを考えたら、圧倒的にコスパが良いです。
Q. プログラミング知識は必要ですか?
基本的には不要です。ターミナルでコマンドをコピペできれば大丈夫。ただし、カスタマイズしたい場合は少し勉強すると便利です。
Q. ChatGPTのGPTsじゃダメなんですか?
GPTsでもAIクローンは作れますが、実行力が弱いです。ファイル操作やAPI連携ができないので、結局手作業が残ります。Claude Codeなら「書いて」「保存して」「投稿して」まで全自動です。
まとめ:今すぐAIクローンを始めよう
AIクローンは、個人や小規模ビジネスの生産性を劇的に上げるツールです。
ChatGPTが「先生」なら、Claude Codeは「秘書」。質問に答えてもらうのではなく、仕事をやってもらいましょう。
・ChatGPTは「質問に答える」、Claude Codeは「作業をやる」
・AIクローンは自分の分身として働くカスタマイズAI
・5ステップでAIクローンを構築できる
・月1万円程度で24時間働く秘書が手に入る
・まずは30点でGO!使いながら育てよう
「いつかAIを使いこなしたい」ではなく、「今日からAIに仕事を任せる」。
その第一歩として、Claude CodeでAIクローンを作ってみてください。
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「Claude Codeって何?」「どうやって設定するの?」という疑問にすべてお答えします。










